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2019 11/13

ベルサイユオブザデッド一部最終話+αまでの感想考察 華麗で衝撃なダークファンタジーですわ🌹 ネタバレ注意

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漫画「ベルサイユオブザデッド」(作:スエカネクミコ先生)はマンガワンで連載中の作品で少し前に第一部が完結しました。
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マンガワン アプリ内イメージより引用
そして、第二部突入中。

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※どの漫画にも言えることですが掲載期間が終了している場合があります

本作はタイトルからも分かる通りヴェルサイユ宮殿が舞台の中心です。
登場人物の一人も‟一応は”マリーアントワネット。
近世フランスの舞台及び史実に加えてその裏には「実はこんなダークファンタジー的な裏話があった」って大掛かりなネタが仕込まれているのが面白いです。
1部最終話付近ではとある大天使と悪魔の争いが示唆されるのでその規模は推して知るべし。

そんな「ベルサイユオブザデッド」第一部最終話&第二部の最新話までの感想など。

ネタバレ注意

ベルサイユオブザデッドとは 第一部最終話+二部感想・あらすじ

時代はフランス革命の前。
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ベルサイユオブザデッドより引用
(この時の「口がきけない」は重要な伏線)

瓜二つの双子の弟とともにマリー・アントワネットが婚姻の為にオーストリアからフランスに向かう道中、不死者と呼ばれる化け物の襲撃を受けてしまいます。

姉のマリーアントワネットが襲われるのを見ながら命からがら逃げた弟のアルベールは悪魔のささやきに耳を貸しました。

場所は変わりヴェルサイユ宮殿。
マリーアントワネットを心待ちにする人々の気持ちを一変させる事態が起こります。
彼女が一人ボロボロになりながら馬車を走らせてきたのでした。

彼女曰く死人のような物に襲われたとのこと。
これには心当たりがある人もいるようでした。

ひとまずは彼女だけでも無事で安堵する者もいれば襲撃されていた方が喜ばしかったと思われる者も。このように宮殿内も一枚岩ではない思惑が渦巻きつつもひとまず婚姻は可能であろうという方向になります。

でもこのマリーアントワネット、何かがおかしい。
というかそもそも男…⁉

実はマリーアントワネットだと思われていた人物は双子の弟であるアルベールが成り代わった人物でした。
でも彼としても宮殿としてもマリーアントワネットだとした方が物事がうまく収まるのでこのまま婚姻は表向きには続行。

でもその弟と思われた人物も何かがおかしい…
そしておかしいのはそもそもこの宮殿とその周辺ということが分かっていって…

暗く恐ろしい そして煌びやかで美しいのですわ!🌹🌹🌹

人が次々死んだり、不死者(モルビバン)というゾンビになったりするので基本的に恐ろしさとスリリングさのある一方で全体的にはしんみりとした湿度を含む空気を感じる世界観です。
なので暗い雰囲気があってそれが混沌めいたこの時代とマリーアントワネット周辺の事情とマッチしていました。

そんな何かと物騒な世の中ですが主役は貴族階級。
なので世間とは裏腹に華やかで煌びやかな場面も出てくるのが特徴です。
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ベルサイユオブザデッドより引用
しかも、恐怖のある状況だろうと相手が超常じみた存在であろうとマリーアントワネット改めアルベールは躊躇なく、そして華麗に敵を薙ぎ払います。
その容赦の無さは美しささえ感じてしまうもの。
淑女として、そして紳士の振舞いも時には見せる女装アルベールの大胆で鮮烈な戦いや行動はどんな思惑が渦巻いているかわからない状況で逆に気持ちいい。

侍女や姫達とのやり取り
アルベールが男だとわかっていながらその世話を楽しんでいる侍女たちのノリが本作のオアシスの一つです。
彼も着せ替えや風呂での世話を「自分は男だから恥ずかしい」みたいな反応をするんじゃなくて楽しんでいるのが面白い。

また、ルイ家の娘さん達ともお茶会をしたりとこの辺りは本当に穏やかで愉快な貴族ってイメージの描写ばかりで宮殿の外での出来事とのギャップに笑っちゃいそうになりました。
しかも、後々どんどんアルベールの怪しさが募っていくのでこういったやり取りが余計に印象的になります。
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ベルサイユオブザデッドより引用
というか多分‟中身”も悪乗り込みで楽しんでいたんじゃないのかなぁって思いました。そして、いつのまにか口調を真似したくなってしまいますわ🌹

これについてはアルベールの社交性というよりは‟中身の方の上手さ”なんだなぁって後になって思います。
人間に溶け込む術をよく理解しているのが凄い。

史実とダークファンタジーが交差する

物語は史実に即した時代の流れと人物が出てきます。
一方でそれらの間に入るように、あるいは覆うようにしてダーク寄りのファンタジーがあるのでした。
これが背景を知っていても知らなくても面白いです。
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ベルサイユオブザデッドより引用
例えばデュ・バリー夫人が可愛がっている男性の2人のドミニクとアンジェロは天使、ゾンビを最終的に始末するためにギロチン、モルビバンを見てはしゃぐ少年ナポレオン、シャルル=アンリ・サンソンが女性であるシャルロッテとして登場するなどなど。

アルベールでもない、とあるフクロウ
マリーアントワネットに成り代わったアルベールは元々口が効けないことが判明しています。
ただ、ヴェルサイユに入ってからは普通に会話していますしその口調には何かと含みがある。
要するに口が達者なんです。

なので序盤の方ですでにアルベールは本当のアルベールではないってことが示唆されていました。
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ベルサイユオブザデッドより引用
何よりゾンビに襲われて死にかけていたアルベールがフクロウの姿をした‟何か”と契約をしているような描写があるので。

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ベルサイユオブザデッドより引用
そして、「アントワネット王太子妃殿下には「悪魔」が憑いている」って考察が途中で出てくるんですがこれが比喩とかではなく本当だということもわかっていきます。
ただ、これもあくまで向こうにとって神を中心とした世界にとっての「悪魔」なんですよねぇ。
この辺りについてアルベールはささやかにツッコミを入れます。
「正義の反対は悪か否か」ではありませんが昨今では当たり前のように悪魔って言葉が浸透しています。
これについても何かしら解釈が入ってきそうな気がするので「悪魔とは」って部分も今後地味に注目でした。

このアルベールは人ではない何か、ってのが本格的に明らかになるのはバスティアンがフランスの為にアルベールを殺そうとした時。
自らバスティアンの剣を手繰り寄せて自分の腹に突き刺すあたりからアルベールが人ならざる者ってのがはっきりしました。
そして、バスティアンもまた化け物になってしまうのでした。本当にとんでもない心中だわ。

甦り病
甦り病と呼ばれる症状が少しずつ蔓延しているのが本作の舞台の特徴です。
これにかかると死んだと思わせてから人を襲うために動き出すようになる、つまりゾンビになってしまうのでした。
主要な対処については感染した人の首を切断するというもの。

裏主人公のバスティアン

アルベールの実質の側近として仕えるのはバスティアンという生真面目な男性です。
アルベールもルイ16世も何かと裏があるのが分かってくる一方で最初から一貫してヴェルサイユを守る為に、そしてフランスの為に行動しようとし、アルベールだろうとルイ16世だろうと怪しければ問い詰める勇気を持っている彼は主人公って感じがしました。
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ベルサイユオブザデッドより引用
何より彼から見たあらゆることが摩訶不思議なんです。
宮殿に来てすぐに襲われていたマリーアントワネット、しかも彼女が男だと判明。
次に、本物のマリーアントワネットが本当に死んでいるのを確認。
そして、自分も化け物にされてルイ16世の奇行を目の当たりにするなど「一体ヴェルサイユ宮殿周りでは何が起こっているんだ⁉」って状況でした。

また、本来ならマリーアントワネットの愛人になるフォルゼンに出会うお忍びの社交界でお供をさせられるなど振り回されもします。

それでも多少混乱しながらも自分のするべきことを常に見据えているのがカッコいい。
主人公が不敵な無敵系だとバスティアンのような疑心暗鬼の中にいる人物が際立ちます。

そして、ことあるごとに無理矢理マリーアントワネットの盾になったり切断されたりしていくのがコミカルなお約束になっていくとは当初は予想できなかった。このシュールさが癖になります。

ルイ16世とジャンヌ・ダルク

引きこもりがちだけど心優しい王太子だと思われたルイ16世が一気に怪しくなるのは宮殿地下の描写が出てきてから。
水が湛えられた広大な空間はまるで神殿の様。
その水中にいるのは一人の美しい女性で彼はこの女性にただならぬこだわりを見せていました。

この人物こそジャンヌダルク
フランスの英雄、救世主にして悲劇の死を遂げたはずの彼女は宮殿の地下で眠っていたのです。

そして、彼女を蘇らせようとしていたのがルイ16世。

彼は夜な夜な貴族の家に忍び込んでは宝石を奪っています。
殿下がそんなコソ泥まがいな事を…って思っちゃいますが財政とかが良くなかったのでしょう。
でも宝石を盗んで財政の足しにするって意味ではなく‟買い戻す”のが困難って意味。

実はこれらの宝石の内、いくつかはジャンヌダルク、もっと言うとその中身であるミカエルに関係ありました。
彼自身はこの関係性を知らされていなくて宝石=ジャンヌ復活のために必要って認識だけのようですすがもう少し込み入った話があります。
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ベルサイユオブザデッドより引用
(ところでジャンヌの復活という妄言を聞いてあきれ返る従者がいい味出している)


かつてジャンヌダルクはミカエルの天啓を受けたという伝説がありますが本作はその言い伝えとジャンヌを結び付けています。
もう少し言うとジャンヌの中にミカエルが入り込んだって感じ。

そして、ジャンヌが処刑されたことでミカエルの魂は宝石となり、各貴族の下に散らばってしまったのをどういうわけかルイ16世が曲解したうえで半分正解のまま知ってしまい、ジャンヌを復活させようとします。
そこまでの流れの終着点が全てアルベールの中身の望んだとおりだったってことに読み返してから気づかされるのが面白い。

その望みというのはジャンヌ復活ではなくミカエルとの勝負に勝つというもの。

これまでの様々な出来事がこの結末に集約されていました。
なのでルイ16世も司教達も結局は彼のやりたいことの手伝いをしたまでです。人を唆す「悪魔」のイメージが強いのが良い。
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ベルサイユオブザデッドより引用
ここでの決戦のシーンは本当に突然でダイナミック。
ドミニクとの戦闘も神々しさがありましたがこっちはもっと壮大です。
今までダークファンタジー要素はありつつもまだローファンタジーって感じでしたが第一部のラストらへんはまさに突然の神話の戦い、ジェットコースターのような展開でした。

大天使ミカエルと悪魔のこれまでの戦いの考察

ミカエル(あるいは唯一神)サイドはカリオストロ、マクシミリアン・ロベスピエールやナポレオンと彼に仕えることになったエミリオなど今後のフランスの政治にとって多大な影響をもたらす人物が名を連ねます。

そして、そもそもこの話は何だったかというと「大天使ミカエルとそのライバルの悪魔の戦いが偶然その時だけフランス革命周辺のフランスを舞台に戦っていた」って物でしょう。
「何度でも君を殺すぞ」って言っていたようにミカエルが復活または天に向かうことを阻止され続けていたのが分かります。

じゃあミカエルを邪魔する者、つまりはアルベールの正体はというとルシファーかサマエルが有力ですが知名度や格的にルシファーかなぁってのが大方の予想です。
だから散々悪魔呼ばわりされていたアルベールですがそれは嘘偽りなき事実のようでした。

また、ジャンヌダルク時代の時、「バカだなミカエル」って発した弓使いが当時、ルシファーが中にいた人間なのでしょう。

勝つことのその先の目標は何だろうなぁって考えてみるとひょっとしてミカエルの堕天なのかもしれないって思ったりしました。


それで仮に中身をルシファーとするとアルベールの頭にアントワネットの身体をくっつけたことでルシファーも合わせておそらく3つの魂が一つの身体に入ってしまったことになります。
これが定員オーバーだとすると追い出されて再び鳥に宿ったルシファーも納得いきました。

そして、そろそろ環境を変えたいってことはおそらくまたどこかでミカエルとルシファーによる戦いが勃発するんだろうなぁという新たな戦いを感じさせてくれます。

ベルサイユオブザデッド第一部最終話+二部感想まとめ

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ベルサイユオブザデッドの第一部はフランス革命前のヴェルサイユ宮殿を中心にゾンビや神、悪魔を交えながら何が起こっていたのかが描かれていました。

最初はただ婚約を果たせなかった姉の代わりにアルベールがなんとか宮殿に辿り着いて王妃を務め、彼女(彼)の命を奪おうとする者を返り討ちしている物だと思っていたらそうじゃない。
何か企みがあったもの、しかもそれが何かわらない不気味さを伴っているってのが段々と分かってます。
この辺りの不信感はバスティアンとリンクしているでしょう。

そんなバスティアンですが回を重ねるごとに知られざるアルベールの一面を次々に知ってある意味特別な仲になっていく、アルベールは男口調で接するようになっていくなど徐々に変化が見られます。
でもそれも2部の最初まで。
とうとう中の悪魔がいなくなって急な別れになってしまいました。
おまけに頭はアルベール、体はマリーアントワネットになったことでよくわからないタイミングで笑い出すなどおかしくなってしまった模様。
つまりバスティアンの苦悩はむしろこれからなのかもしれない。

大まかな歴史の流れは史実通りです。
なのでこの後を考えるとマリーアントワネットはね…
ただ、そもそも彼女ってもうすでに首が切断されているのでギロチンの結末を迎えたらそれはある意味で元の姿に戻ったようなものなんでしょうね。

それで第二部はミカエルとルシファー(予想)の戦いに触れるのか、あるいはこの後、混迷を極めていくフランスを描くのかその両方なのかが気になるところですがあの不気味さと華麗さを備えたアルベールはもう見られないのが少し寂しいです。

また、ミカエルを蘇らせようとした側の人達にも注目でした。
エミリオとカリーネは救いがないんですがそのエミリオがナポレオンの配下になったことで闇落ち感が出てきました。
もしもナポレオンが本格的に動き出すとしたら表向きには革命後でしょうが本作はそういった表の裏側をダークファンタジー交えて描いているので暗躍するかどうかも注目です。

そんなわけで振り返ってみれば実在の登場人物に様々な要素が組み入れられて謎が渦巻きながら怒涛のラストを迎えた第一部でした。
なのでミステリーや戦闘描写も見どころなんですが忘れてはいけないのは美しく描いている人物や当時のフランスの様子です。
特にアルベールの描写は女装をした男子、さらに中身が悪魔という後から分かる要素を踏まえた上で見返したくなりました。
合わせてどうぞ

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