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2019 05/16

【無料】金剛寺さんは面倒臭い3巻+αまでの感想 濃さとクセの強さがたまらない青春ストーリー ネタバレあり

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「この漫画がすごい 2019」のオトコ編で2位になった「金剛寺さんは面倒臭い」(作:とよ田みのる先生)。
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サンデーうぇぶり アプリ内イメージより引用
本作は無料漫画アプリのサンデーうぇぶりに掲載されており3巻分~最新話まで更新され続けていて自分も掲載分全て読んできました。

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「何々さんは何々」系のタイトルですが多分想像する内容とは違ってきます。

「金剛寺さんは面倒臭い」は青春ラブコメとは思えないような絵柄とキャラなのに読んでいくとド直球の綺麗な青春をしていたりロマンチックな場面が唐突に押し寄せます。それも毎回。
そして、湧き上がる謎の感動を覚えてしまう。

見慣れなくてそれでいて自由なコマの使い方をしていて同じ話なのに何回も読みたくなってしまうような仕掛けもあったりとエンターテイメント性も凄い。それと後々触れますが色の使い方とか。
とにかく濃さとクセの強さが凄いんです。それでいてハマる。いい意味で毎回型破りな漫画をしていました。

そんな「金剛寺さんは面倒臭い」の感想など。

ネタバレ注意

金剛寺さんは面倒臭いとは 感想・あらすじ

金剛寺金剛は成績優秀で柔道はIH常連、そして優勝までも。
でもそれ以上に気になるのは彼女の毎度毎度出てくる正論&鉄の鎧を着たような性格。
そう、彼女はちょっと面倒臭いのです。

そんな金剛寺さんに恋をしたのは鬼(比喩ではない)の樺山君。
恋愛なんて一切関係無しと思われた金剛寺さんですが意外や意外。
樺山君の告白をしっかりと受け止めました。というか彼女も彼にときめきを感じたのです。
こうして面倒臭いところはあるけれどもそれが良い金剛寺さんと優しい鬼の樺山君の真っ直ぐな純情ラブストーリーが始まったのですが…

衝撃のボーイミーツガール 面倒臭い金剛寺さんは1話から…

金剛寺節は初回の序盤から炸裂します。
セリフは論理的で吹き出しには矢印が付いていてそれが彼女らしさを存分に表していました。
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「金剛寺さんは面倒臭い」より引用
この吹き出しは金剛寺さんのトレードマークのようなものですしいつの間にかこれが無くては物足りなくなってしまいます。長いはずのセリフが不思議と読みやすいのがこの金剛さんのセリフでした。

でもただ面倒臭い女子じゃなくて彼女は自分が正しいと思ったことをすぐに言動に乗せて実行するだけなんです。
証拠に第一話から破水した妊婦さんを助ける彼女。
ナチュラルに正義感があって「この場合はこういうのが正しいけれども黙っておこう」みたいな見て見ぬふりみたいなのができないってことはこの時からわかりますし最新話まで一貫しています。

これは彼女の良さです。
この良さを守りながらでも成長していく金剛寺さんの青春ストーリーが一つの見どころなんですがやっぱり一番の注目は恋人展開でした。

この堅物(誉め言葉)で難攻不落の金剛寺さんはまさかの1話から告白をします。

しかも、相手は初めに注意した鬼の樺山プリン君。

先に樺山君が金剛寺さんの行動を見てほぼ一目惚れのように好きになって告白します。

そして、最初は拒絶した金剛寺さんなんですが樺山君の真っ直ぐな想いとありのままの自分を受け入れてくれる人格と直観によって同じように告白するんだよなぁ。
改めて告白する際に自分は好きな事しかできない、だから「面倒臭い所が大好きです。」って樺山君の想いはしっかり伝わりました。
「面倒臭い‟けれども”」じゃなくて「面倒臭い‟所が”」ってのが彼の性格がよく出ています。

面倒臭いと言っている割に1話からボーイミーツガール→両想いとは驚きでした。
しかも、今後彼らの恋人生活はもちろんズレもありつつも歩幅を合わせてキラキラ展開されていく王道恋愛になっています。
金剛寺さんも樺山君もキャラを保ったまま「交際スタート→学校で会う→手をつなぐ→父親に紹介→結婚前提のお付き合い→デート…」って具合に毎回少しずつ何かしら進展していくのが見逃せませんでした。固いキャラなだけに金剛さんは一度交際がスタートしたら逆にぐいぐいと硬派な方向で積極的になります。

唐突に素晴らしいコマがやってくる
「金剛寺さんは面倒臭い」は大ゴマをダイナミックに何ページにわたって使ったりもしてこれが独特の魅力と迫力があります。
でもそういった迫力だけじゃなくて唐突にラブコメチックな大ゴマが来るのを見逃してはいけません。
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「金剛寺さんは面倒臭い」より引用
↑こんな感じで小休止したと思ったら素晴らしい演出がやってきます。
それで恥ずかしさも戸惑いもありそうなシーンですがその後は割とみんなあっさりしているのも程よいです。
まあこの後手をつなぐシーンに全て持っていかれますが。
恋人同士が初めて手をつなぐってのに8ページ費やされますがそれだけ二人にとっては衝撃的な事だったのでした。

金剛寺さんの自覚
ただただ正しさを振りかざして自己満足するんじゃなくて金剛寺さんは自分の性格が大勢の人にとって相いれないというのも序盤から自覚していました。
「私はどうも人の心が読めない。愚鈍なのだ。」というセリフにそれは見て取れます。
これが3年生になった時の合宿の告白まで自覚が続いているんだから凄いや。
その上で樺山君は彼女を好きになったってのもポイント高い。

壮大(?)な伏線
あらかじめ伏線と説明するときもあれば「あの人はこういう風になったんだ」「あの時のあれはこう繋がってくるんだ」、みたいな寄り道が出てきます。
伏線の遊び心が面白くてこれがモブキャラの屋台骨になっていました。
ちなみに金剛寺さんが最初に助けた妊婦さんの赤ちゃんは結構登場してくるイメージ。

金剛寺合掌が「人と人のつながりは君達だけでは終わらないのだ」って言っていますがこれは全話として言えることでした。

強盗がやってきたファミレスの従業員さんとかは特にそんな人たちの集まりでした。
疲れた客こと警視庁の牛岡正美、剣道範氏のコックの拝刀齋、男だけど女のメイドの刑部本子(本雄)、かつての暴走族総長の店長、高麗真実などなど。
この人達が今後どのような活躍をするのかも楽しみの一つになっていきます。

濃くて勢いのあるナレーション、そして「本編には大きく関わりの無い物語だが」

樺山君も金剛寺さんも二人とも付き合ってはみたもののじれったい関係性が続きます。
おまけに心の声を出さないんです。
そして、ピタゴラスイッチのように様々な人物や現象が巡り巡って伏線みたいに二人に関連してきます。これもう新手のセカイ系やろ…

そういった部分含めて補完するものが必要でした。

でも金剛寺さんも樺山君も必要以上に言わないとするとそれはナレーションしかありません。
作品全体で一番濃さが現れているのは主人公カップルではなく間違いなくこのナレーションでしょう。
勢いと端的な説明がとても印象的です。

そして、何より「本編に大きく関わりの無い物語だが」って前置きが頻繁に登場します。
確かに大きく関わらないと言いつつも世界観(地上と地獄の関係性など)や状況(二人を狙うミサイルはどうなっているかなど)、樺山君の能力(感情が天候を左右する)を知るうえでこの上なく重要な情報がこの前置きの後に出てきます。

でも確かに物語には大きく関わらないんです。
だってこの作品のメインの部分は金剛寺さんと樺山君の青春ストーリーなんですから。
これに比べたら世界の危機なんて…って感じ。

それでも強烈な印象を与え続けるのはやはりナレーションですしこれが本作の特徴でした。

濃い(?)登場人物達

ナレーションも濃ければ登場人物も濃い。
そんなわけで金剛寺さんに登場する人物達はかなりインパクトのあるキャラ達が登場します。

情報通のカオル、姫と呼ばれる大柄な女子はそれぞれ樺山君と金剛寺さんの友人であり相談相手です。
この4人が学校でのメイン人物でした。
この中で姫は金剛寺さんに面倒臭い点を指摘してケンカするんですが彼女にこれを指摘したのは姫だけ!それだけ金剛寺さんにとって今までもこれからも姫の存在は大きいものなのでしょう。

家族については父親(金剛寺合掌)と妹が出てきます。
母親の椎名はすでに他界していますがその時の夫(金剛寺金剛の父)との馴れ初めは感動と驚きをかっさらっていきました。
金剛寺金剛の性格は両親譲りなんだなぁって。まさに「金剛寺君は面倒臭い」ってスピンオフです。

あとは猫のアカフクことクロマルとその話で登場した佐渡猫太も注目でした。

1話で二つのストーリーとか

全体的に異質だったり特殊な漫画って感じがする「金剛寺さんは面倒臭い」ですが特に特徴的なのは1話分に二つの物語が展開されているってところでした。

群像劇ってわけではなくて本当に1話で2つ分の話があるんです。
どういうことかと言うと枠外が黒いページと白いページ、あるいはページの上下で別々の話が展開されるんです。

黒枠ページの時は地獄に連れていかれた金剛寺さんを樺山君が救い出すダークで絶望的だけれども熱い展開が、白枠だと樺山君視点の幸せな日常を見ることができます。
「絶望だけだった」と「最高だけだった」のアレです。地獄の描写がおどろおどろしくも実は優しい内容ってアレ。

最初はどちらかが妄想か夢だと思っていたら実は時系列が違うだけってわかってからつながりが見えるまでどういうことだ、どういうことだってなりながら読みました。
それで最初は両方を見ながら意味が漠然と分かり→白or黒のみ→両方改めて読みながらって感じで何回も読むようになるって仕掛けでした。

樺山君の正体・能力考察

考察って程じゃないんですけどね。
普段は温厚で心優しい樺山君。
でも彼には秘められた力があります。
鬼って種族故なのかそれ以前の悠久ともいえる前世がなすものなのかはわかりませんが彼の父の次くらいには今のところ最強でした。
内なる獣は超巨大な化け物で本気になった金剛の父を気づいたら倒しています。

地獄までの距離も出てきますがその果てしない深さの穴を己の肉体のみで這い上がってきたりと少しずつ能力と言うか強さは見えていきました。

そんな樺山君の前世が示唆される話はさっき触れた2つのストーリーが入り乱れている回です。
上は樺山君とおばあさんの出会い、そして下のコマでは彼の悠久の前世が描かれています。
元々彼は死刑囚。
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「金剛寺さんは面倒臭い」より引用
↑このカゲロウは思わず前の話を読み返してしまいました。

何度も何度もそれこそ数えきれない回数様々な動物への転生を繰り返して死を味わうってスペクタクルな物語がほんの1話(しかも下半分)にまとめられています。
樺山君の至る所で見せる優しさの根源に納得でした。

チッスという神回

先にも書きましたが面倒臭さを自覚しているからこそ面倒臭いってキャラクター性が逆にロマンチックさを引き立てることができる金剛寺さんマジ金剛寺さん。

チッスの時の彼女の前置きとそれ以前のバタフライエフェクトはまさにそれ。
危機的状況よりもチッス(キス)の方がはるかに二人にとっては重要でした。
決めるところでしっかり決めますしそこからが素晴らしいんだ。

「瞬間ッ!!世界の時は止まりッ!!~」ってシーンのように唐突にカラーになるって場面は何回か出てきますしそれぞれ印象深いんですがこの時もそうでした。

続いて雨の中を駆け抜けるキラキラした現在、そして未来へのイメージが湧き出るって怒涛の盛り上がりの連続でした。

この辺りの話は毎回毎回最終話が立て続けに登場してくるってレベル。

あとカラーページが出てくる話で忘れてはいけないのが天道修羅の白黒エピソード。
これは樺山君と金剛寺さんの本来は濃厚なはずの一年がすっ飛ばされて1年越しの進展を飾るんですがオチは「白黒に縛られていた修羅が二人が放つ鮮やかな色を見た」ってものでした。
二人の行動が他の人に巡り巡って影響を与えるってのは本作の人間関係の重要部分なんですが天道修羅は割と直接的な影響かつその前の話も相まって印象深かったです。

「金剛寺さんは面倒臭い」感想まとめ

サンデーうぇぶりにて連載中の「金剛寺さんは面倒臭い」。

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※どの漫画にも言えることですが掲載期間が終了している場合があります

キャラが濃くて天使とか内なる動物とか金剛寺さんの心の世界のイメージ映像やナレーションのようなかなり独特な勢いとノリと演出がどんどん出てきますが内容自体はドストレートなラブストーリーです。
それもこれも面倒臭さと言いつつも不器用で真っ直ぐな金剛寺さんと素直で優しい樺山君あってのものでした。

1話で付き合い、金剛寺さんが三年の夏合宿を迎えたあたりが3巻、さらには最新話付近の展開です。
正直一つ一つの話に対して感想を言ったらキリが無いレベルでいろんなことが巻き起こっています。
ただ、なんだかんだ言って二人の付き合ってから少しずつ近づいていくって流れにずっとスポットが当てられているのでやはり本編には大きく関わりが無いってことは正しいです。

過去現在未来の話題は唐突にやってきますがその中で未来については特に見どころの一つで樺山君を見送ってしまったことが予想されるけれども溢れる幸せが隠しきれなかったってのが伝わってきます。

あくまで金剛寺さんが垣間見た未来予想図ではありますが多分そうなるんだろうなぁって素敵なイメージでした。
合わせてどうぞ

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