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2019 04/17

漫画009RE:CYBORG最終話までの感想・考察 天使とは結局何だったのだろう

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マンガUP!の4月限定バトルアクション作品特集で掲載された「009RE:CYBORG」(原作:石ノ森章太郎先生 ストーリー:神山健治先生 漫画:麻生我等先生)。
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マンガUP!アプリ内イメージより引用

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タイトルからも分かるように「サイボーグ009」の派生・スピンオフです。というかその後を描いたような作品。
2013年を舞台にした世界で同時多発テロが発生します。
その世界の危機のために再び立ち上がった9人が活躍するという内容です。

ただ、世界の危機を救ってめでたしめでたしってだけではありません。
それに加えて最後の方がちょっと難しかったのでそのあたりの考察も交えて感想など。

ネタバレ注意

009RE:CYBORGとは 感想・あらすじ

「彼の声を聞いた者」は天に向かってそびえる塔を壊そうとする。
塔とは高層ビルの事。

ということで「彼の声」というどこからともなく聞こえてしまう声を世界中の不特定の人物が耳にします。
その結果、世界にある高層ビルをあの手この手でどんどん壊してしまうというとんでもない事態が同時発生しました。
世界中の企業や軍隊、政治まで巻き込んで混沌とした時代に突入しそうな中、これまでの沈黙を破りゼロゼロナンバーサイボーグが立ち上がります。

ただ、そんな中一人だけで遅れてしまった人物がいました。
その人物は記憶を失っていて同じ高校三年間を繰り返しています。
彼こそが加速装置を持つ島村ジョー。
本来ならこの危機に駆けつけてくれるはずだったジョーですが実は彼の声を聞いていて…

独特の一連漫画シーン

自分にとって普段読んでいるような漫画とこの作品の大きな違いの一つがコマでした。
これに慣れるまでは「ん?」って思いますしさらに言うとマンガアプリで読む場合は「え?今回の分もう終わり!?」ってなっちゃうかも。

どういうことかと言うとセリフ無しの大ゴマ&見開きシーンが多いんです。
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009RE:CYBORGより引用

あと建物が出てくるシーンが緻密。
そういった一つ一つのコマ自体は大ゴマ特有の迫力とかスピード感もあって見栄えが良いんですが例えば「爆発が起こった町で放心しながら街を彷徨った後に噴水に座る」という一連のシーン。
これに要するページが10ページ以上かかります。(その後フランソワーズの幻影らしきものに抱きしめられるまで同じくらいのページ数がかかる)
その間に目線の移動、その先に見える物、そして細かく描かれた破壊構造物など雰囲気は確かに伝わってきます。ただ、慣れていないとびっくりするかもしれないと思いました。
特にドバイでのジェットとの空中のやり取りはページ数的にはかなり長めです。
まあこれが一瞬のやり取りの応酬と出来事、スピード感とジョーの体感時間の演出につながるわけですが。

一方で一気読みしたら迫力あるシーンをサクッと読める気はします。
個人的にはアニメを2話分収録した漫画ってイメージでした。

島村ジョーが敵?いいえ…

主人公であり世界を救うことが当たり前と思われた島村ジョーですが最初はテロを起こす可能性の高い人物という扱いでした。
だって彼の声を聞いたんですもの。
テレビを見ていたジョーは同時多発テロの様子を目の当たりにします。
その際に誰かを助けるとかこの後起こることを防がなきゃ、みたいな考えになるんじゃなくて「先を越されちゃったな」って言います。
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009RE:CYBORGより引用
これは自分よりも誰かが先に高層ビルを壊したって意味です。また、部屋に散乱している物は爆弾作成のための器具や部品のようです。
その後の「正義をなす」というのはテロのこと。
そんなわけで実は人類に危害を与えるかもしれないという不安はよぎる一方でそれはそれで面白いかも、なんて思っていましたがやっぱりちゃんと人類を救う立場になるのが彼です。
自分の時間(加速時間)を作ってしまったことで他の人とは別の時間を生きることになってしまった、それでも救いたいもの、貫きとしたい正義があるってのはまさにヒーロー。

ただ、そこに至るまでには終盤の入り口に差し掛かっていました。
なので本当の活躍が見られるのはクライマックス付近です。

グレート・ブリテンもいつから自分は正義の戦士でなくなってしまったんだって思っているように全員が全員ヒーローとして活躍しているってわけではありませんでした。
最後まで読んでみると終わりが一種のスタートラインって感じがするのは多分これがヒーローに戻るまでの物語だったからなのでしょう。

天使の化石や塔の破壊、神

表向きの話は政治・経済が絡んだ舞台に即して進んでいます。
ジェットやグレートもそれぞれの祖国の政府の一員として行動し、どんな企業と国が何を考えて動いているのかも少しずつ分かっていきます。

でも宗教的な内容が事態を巻き起こしました。

一番初めにあの化石が…って感じで何かの化石を発見したのはアフリカの渓谷で発掘作業をしていたピュンマ達。
その正体は天使でした。
人間らしき骨格なのに背中には羽を模したようなものが付いています。
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009RE:CYBORGより引用
後で触れますがこれがイスタンブールで見た天使。
イスタンブールであったかもしれない人類の危機とか乗り越えるべき試練とは、みたいなことを最終話まで読んでふと思ったりしました。

また、高層ビルの破壊はバベルの塔、彼の声は神からの啓示みたいな感じで聖書的な背景があります。
元々はアメリカ主導の見えざる敵とテロ計画による武器と安全保障の莫大なビジネスの計画だったんですが彼の声によってその事態は予想の斜め上に行ってしまいました。
なので序盤に黒幕と思われていたものよりもコントロール不可能な事態が起こっていることが分かります。ただ、そのコントローラブルな出来事でさえも受け入れているのはすでに最初の計画を実行していた組織が彼の管理下にあったから。

009RE:CYBORG最終話までとラスト付近の感想考察

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個人的に印象に残ったのは神と脳の話とゼロゼロナンバー達の戦闘ですかね。
前者は神秘的な面白さとその場にいるハイリンヒやフランソワーズの会話が面白いです。
彼の声の核心に迫る考察がラストの答えの予習になりました。

ゼロゼロナンバー達の戦闘は入り乱れたサイボーグ同士の戦いで圧倒的に少数だからこそそれぞれの特長が生かされていました。
そこからイージス艦を占拠して核ミサイルを迎撃、残ったひとつをジョーとジェットが高高度から破壊という展開もクライマックスらしいです。

意図的にテロを起こし利益を得ようとした国と組織があってその制裁のために彼の声が響き渡ったのかと思いきやむしろ逆。
すでに彼の声に掌握されていました。こうなったら利益云々はあくまで建前なんやね。

人は愚かで集団無意識によっていともたやすく堕落するとジョーが語っているように人に悔い改める機会を与えるのが一般的な「彼の声」っぽいです。(この辺りは何回か出てきた詩を見ればいい)
そして人類をやり直すことを何よりも優先することを正義とする人物が現れたのが物語の始まり。特定の人物がその正義を執行するんじゃなくて不特定多数、でも中にはサムエルキャピタルのトップや大統領のような国さえも動かすような人がいるので抗うのは大変です。
ただ、それを試練とするならば試練を乗り越えたものが天使ということに。

「彼の声」には2種類あって一つは先に話した集団的無意識に関連するもの。
もう一つはジョーがたどり着いた自分の中の彼の声。
その集団的無意識を超えて自分の中の彼の声によって世界の危機に抗おうとした人物こそが天使の化石でその雄姿を留めた物というのがフランソワーズの結論ですしそんな感じはしました。
ラストシーンではその天使の化石はジョーをかたどったようにも見えましたがジェットにも見えなくもないです。
ただ、彼はイカロスの如く成し遂げた後に落ちてしまったんだよなぁ…

なのですでに登場していた天使の化石も過去の危機を救った人の姿って考えるとその化石があった場所は過去の危機に関連した場所なのかも。

それとあの光に包まれた女の子はちょっと謎でした。アレが神?って思わなくもないですがちょっと別物っぽいです。
最終話のそれぞれのゼロゼロナンバーと彼の声の関連を見る限り「見た」のと「聞いた」が両立した時に彼女を見ます。
その結果どこかに消えてしまうのかと思いきやピュンマとブリテンはそうでしたがジェットはあの危機に駆けつけたので神隠し的な目に遭ったというわけではありませんでした。
ただ、ジェット・ピュンマ・ブリテンは明らかに別世界に行っていたのも示唆できます。
この三人の共通点は自身の正義を信じられなかったことのように思えますがそうなるとピュンマは微妙なところです。

ベネチアらしき場所でこの3人は邂逅しますがそこは本当に殺風景。
彼ら以外に他の人物の姿はありません。
そこに博士が登場して「よく戻ってきてくれた」って言ったのを皮切りに本当に戻ってきたように見えました。それは正義を求められたから?
そして握手がきっかけで元の世界に帰還。
その際に鳩が周りを飛びますがこれは女の子が消え去る時のアレですね。
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009RE:CYBORGより引用
そして、なんだか特殊な空間から解放されたと思ったらさっきまでは見られなかった人だかりが見えたのであぁ、本当に戻ってきんだって思いました。

そんなわけで009RE:CYBORGの最後は争いが巻き起こった世界にて再びそれぞれの正義のために立ち上がる9人って感じでした。
あとフランソワーズ可愛かった。
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