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2019 04/07

漫画「構成/松永きなこ」最終話までの感想 三軍女子が放送作家になるために 

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漫画「構成/松永きなこ」をマンガUP!で最終話まで読み終わりました。
このアプリではちょっと珍しいリアル仕事系の作品です。
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マンガUP!アプリ内イメージより引用

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開発元:SQUARE ENIX INC
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作者さんはピエール杉浦先生(原作)と清永しの先生(漫画)。
この「構成/松永きなこ」は放送作家を題材にしたお仕事青春コメディーでピエール杉浦先生こと杉浦 理史先生は実際に放送作家、脚本家として活躍されています。


前半は甘い考えとかがことごとく打ち破られますが後半からは今まで登場した人達が意外なところで繋がって運も相まって思わぬ方向に進んでいくドラマ性が展開されていきます。

そんな「構成/松永きなこ」の最終話までの感想。

ネタバレ注意

「構成/松永きなこ」とは 感想・あらすじ

人気スター軍団の一軍。
地味で堅実な二軍。
そんなクラスの人達を見つめているのは自他ともに認める独自路線を歩む三軍女子の松永きなこ。

同じく三軍女子の山下とはお笑いの話で盛り上がったりと彼女たちなりに充実した高校生活を送っていました。
ただ、きなこには気になる男子がいます。
一軍のエース、佐藤優作。
一度だけきなこ達に佐藤優作が笑いかけたことが高校生活で嬉しい思い出第一位に輝きました。


時は流れ25歳になったきなこ。
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構成/松永きなこより引用
あの時三軍だった彼女は華やかな生活を送っていた!!、とはならず相変わらずの三軍生活。
でもその住み分けは受け入れています。

そんなきなこの生活に彩りを与えてくれるのが大好きなお笑い芸人のプールギャングが送るラジオ番組。
ゴム男名義で応募したハガキ企画が通った時の喜びはとてつもないです。

そして、彼女のこういった企画が好きな事、同窓会でのちょっとした見栄、そして勢い余った行動によって放送作家になるという夢が芽生え始めるのですが…

三軍女子の松永きなこ、放送作家を目指す

この作品の主人公は地味系女子。
その地味さと我が道を行くスタイルが愛嬌にさえなっている松永きなこは3軍女子と言ういわゆるカースト下位の人生をずっと歩んでいました。
25歳になった時はバイト先のマンガ喫茶にいる年下のギャルから休日の過ごし方を茶化されてしまう始末。
このギャルえぐいなぁ…、なんて思ってしまいますがこの子はこの子でちゃんと後々活躍するから。

「構成/松永きなこ」は登場人物が後半になるにつれて意外な関り方をしてきます。
なので序盤の方で出てきたキャラが今後何をするかにも注目でした。

そんな感じで最初の方は「パッとしなさ」がどんどん出てきます、というか強調されます。
でもこの冴えなさのおかげでこれからちょっとしたきっかけで夢を持ってそのために奮闘する姿に面白さを見出すことができるんです。

ギャルに馬鹿にされたことをきっかけに応募した企画がプールギャングの番組で採用されてみんなが笑っている時の非日常感と幸福感はそれ以前の雰囲気あってのものでした。

浮かれた同窓会

変なタイミングで浮かれてしまったきなこは三軍なのに同窓会に参加してしまって後悔することになります。
そこで再び出会ったのは一軍の2大エース、かつて読者モデルもやっていた美人の木村えみ、そしてきなこが憧れていた佐藤優作(通称ニンベン)でした。

あ、山下もいます。
山下は今後も出てきますが彼女が出た時の安心感は異常。

それで佐藤優作がきなこに話しかけた際にあのハガキ応募の話を盛ってしまって後に引けなくなって放送作家をしているってことにしているのが彼女にとっての転機になります。

嘘から出た実への足掛かりになるか!?って感じの展開。

佐藤優作はADをやっているって事を聞き、一緒に仕事ができるかもしれないという淡い期待も相まって放送作家になる夢が出来上がりました。

佐藤優作のみならず木村えみも会話に参戦するんですが場違いを感じているきなこに面白おかしさがありますしもっと言うなら木村えみに話を盛っていることがすぐにばれるのがクスッてなります。
えみは厳しめな追及をきなこにするのに対してきなこはその追及さえも理解できない素人なおかげで良い具合にシリアスにならずに済んでいました。

1軍とか3軍とか気にしているきなこ。
一方で当の一軍はそういった住み分けを考えていないです。こういったきなこが勝手に独り相撲している様子はこの3人が集まった時の一種の見どころでした。

濃すぎるテレビ業界の面々

放送作家の仕事は自分の大好きな事じゃん!って熱い思いがこみ上げたきなこ。
ここから放送作家とは何?どういうことをするの?みたいな話が出てきます。
「番組の企画・構成をする」と一言で片付けられない仕事ですがそれについては実際にきなこが体験して初めて理解しました。

憧れと現実のギャップが大変よね、って感じ。
ちょいちょい普遍的な厳しさを突き付けられる話が出てきます。
何故自信があるか、それは努力をしたからだ、なぜ努力するかと言えば根性があるからだ、みたいな。
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構成/松永きなこより引用
その想いとは裏腹に筋金入りの根性無しの彼女は今まで何も身に付けてこなかった現状に我ながらあきれてしまいます。
でも読んでいてこの辺りはきつくないかな。こういった時はコメディー色が強くなるので。


大変なのはヨッシーを始めとした放送作家と関わり出してからでした。
「なれた人が放送作家なんだから」って意味は話が進んでいくごとに分かっていきます。
この業界はとにかくキャラが濃い人が多くておまけに無力さを痛感させられる場面が何回も出てきます。
恥ずかしさとか三軍・一軍の話題とは比較にならないような場違い感とか疎外感に自然と共感を覚えざるを得ませんでした。

実質の師匠のヨッシーからの厳しい言葉が可愛く思えるくらいに場の威圧感ってものが凄かったです。根性だけはある、って強みっぽいものを見せてから地獄のようにつまらない企画を提出し、そのつまらなさを指摘することはおそらくたやすいのでしょうが現場がどういったものかってことを知るのがもっと手っ取り早く自分がどのような位置にいるかわかるのだと思います。
結果的にきなこが自覚して、しかも立ち上がったからいいものの最初にその現場の洗礼を受ける時のきつさと言ったら…
滝野川さんのミーティング怖すぎやで。
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構成/松永きなこより引用
でも滝野川産のやり取りで出てくる「こういうのがあるんだなぁ、というかありそうだなぁ」ってリアリティがこの手の作品の見どころでもあるのは事実でした。
「変態村」と「普通村」の壁は高い、でも彼女はこの壁を少しずつ登ろうとします。
それは佐藤優作がここぞってタイミングでチラつくのと後述のえみがいたからでもありました。

あとロドリゲス亀谷はかなり印象に残る。

主人公でありヒロインの木村えみ

松永きなこが主人公なのは間違いないですが途中から同じくらいにスポットが当てられるのが木村えみでした。
一軍女子にも一軍女子の悩みがある。
それは他の人からしたらとっても高い位置にあるのかもしれないけれども本人にとってはどうにかして手に入れたいもの。
そんな目線で木村えみの物語は展開されていきます。

美貌と溢れる自信を持つ彼女ですが彼女が目指すのは女優です。
同じような、いやそれ以上の華を持つ人がたくさんいる中で夢を叶えなくてはなりません。

きなことちょっとばかし対比されるように一喜一憂することがある木村えみ。
ただ、終盤まで本当に報われないんです。むしろこっちのほうが挫折感があってエグイ。
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構成/松永きなこより引用
↑ここの絶望感よ。
オーディションは不合格の連続、やっとの思いで取れたと思った役が突然キャンセルになるという不遇を味わいました。

そして最終的には大人のビデオの女優になるかもしれないという展開が待っています。
職業に貴賎なし、むしろそれ自体を足掛かりにすればいいという考えもありますが彼女の本心と思い描いていた姿とはかけ離れた現実がそこにはありました。
メンタル的にがけっぷちになってしまった木村えみをどうにかして救い出そうと佐藤優作ときなこが立ち上がります。

その際に今まで関わったことが無いレベルの大規模な人員と予算が組まれたり様々な経験をしていくきなこと優作、そしてその時のチャンスを何が何でも物にしようと今まで見せなかった泥臭さも見せるえみ。

最初のキラキラした印象とは違って何回もの予期せぬ理不尽を味わい色んな顔を見せ、ピンチもチャンスもめぐってくる木村えみはまさにヒロインって感じでした。

「構成/松永きなこ」感想まとめ

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※どの漫画にも言えることですが掲載期間が終了している場合があります

「構成/松永きなこ」は最終的に僅かなチャンスを何とかしてでもものにしようと思った三人の頑張りによってそれぞれが夢の一歩を踏み出します。
と言っても佐藤優作は現状と理想に差はあれど元々順調ではありましたが。

問題はきなこです。
だって今まで本当に素人だった人物が放送作家の洗礼を浴びることになるんですから。

でもこういったお仕事系の漫画はそこが面白いんですよね。
自分の知らない世界がどういう風に回っているのかとかどういったメンタリティで過ごしているのかが出てくるのが興味深いです。
それを教える役割を担っているのがヨッシーで「TVしか知らない人はTVについて何も知らない」や「放送作家ってのは「面白がり屋」」などの「おっ!?」って思わせる名言らしきセリフを定期的に語るので引き締まります。

そんなリアリティのある厳しさだけじゃなくて一軍メンバーと三軍メンバーが交差し、さらに熱意を以て人が動いていく・つながっていくという展開が中盤からラストにかけてドラマチックに繰り広げられていきます。

まあ基本的にきなこはやれるかもしれない→そうでもなかった、みたいな山あり谷ありの気分の波に揺られることになりますが。
でもその気分の舞い上がりと落ち込みとその間に見せる「この人は何か掴んだんじゃないのか」みたいな雰囲気は根っからの三軍女子のきなこだからこそ映える!、気もしないことはないかも。

あとはあんなに怖かった滝野川さんは想いを伝えたら動いてくれる優しさを見せますし人を大勢動かします。作中で展開・気持ちのギャップはあれどキャラ自体のギャップはこの人が一番ありました。

なんかいい感じに話が進んでるぞ!って展開にはなりますが最後の最後までトラブルも受難も出てきます。
それでもなんだかうまくいったのはかつお節のおばあさんが言っていたように「~粘り強く待っていたから~」に通じるのかなぁって思いました。

そんなわけでこれから忙しくなるぞ~みたいな結末で無事エンド。
三軍女子の遅れた青春に突入したのでした。
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