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2019 03/31

漫画チルドレン最終話までの感想 結末までノンストップの狂気と恐怖

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マンガUP!のオリジナル漫画として連載がスタートした「チルドレン」(作:三浦みう先生)。
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マンガUP!アプリ内イメージより引用
最初の数話しか連載されていない時期にもあらすじや序盤の感想などを書きました。

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そんな「チルドレン」ですが少し前に最終話を迎えて完結しました。

子供やべー――!!
園内危険すぎる!
という当初の印象とは結構変わったというか途中で「そう言う事だったのか…」ってことがわかります。
全2巻で常に狂気と恐怖とミステリーが付きまとっているノンストップのお化けが出てこない「人間による人間へのホラー」でよくぞここまでのオリジナルホラー漫画を掲載したなぁって思いました。アプリ内では良い意味で異質です。

あらすじなどは先ほど紹介したページにすでに書いてあるのでここからは「チルドレン」の最終話を読んだ上での感想など。

ネタバレ注意

漫画チルドレン 最終話までの感想

まず最初に考えておかなくてはならないのはタイトル通り子供達が物語の展開と恐怖の中心になっていくことです。
ただ、その子供たちは環境故に特殊な技能と価値観を持ってしまいましたが本来はそこまで変わった子達ではないです。

それどころか家庭環境の劣悪さがどの子にも共通して見えてきますし、その家庭内の親、つまりは両親や他の大人たちによってひどい扱いを受けたことも分かってきます。
特に園長先生とか多く語られていないだけで村人に暴行された過去があったのが匂わされていますし…

子供達は作中で生きた人間の息の根を止めて解体をするというショック極まりない事をしていますがそれよりも強烈に印象深いのはそういった行動を生業としていたことです。
でもこれはあくまで彼らが他で生きる場所を無くしてそれでも生き延びるために園内にてそうしなくてはならなかったから。
そして、自主的にその子達がやったというわけではなくもちろん影には悪い大人達がいます。

なので恐ろしいチルドレンが出てきはしますが見方を変えたら被害者にもだんだんと見えてくる、けれどもやっていることを考えると擁護しきれない、それがまた気の毒とも取れます。

そして、作中ではもう一人大人というか青年が登場してから物語が進んでいきますが彼が一番特殊です。
何故なら彼こそがかつて最も恐怖のあった子供なのですから。そして全ての元凶でもあります。

見えてくるチルドレンの素性とかつての家庭の様子

様々な子供達が登場するチルドレンですが一人一人短く、そして濃厚なエピソードが出てきます。
その中でも印象的だった子について。

倫子
透に最初に罠を仕掛けてからかったおかっぱの少女に見える子ですが実際の性別は男子。お前もこの罠をかつて使ったんやで。
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チルドレンより引用
こういった格好をしているのも施設に来る前の親の虐待(と思われる)の影響です。
何かと透と絡むことが多めで自分達がどういった立場に置かれているのとかどうしたいのとかをはっきりと語りました。終盤まで読むと作中の中では一番人間らしい所を残していたのかもって思うようになります。ラスト付近は一気に主人公みたいになりましたがその片鱗はそういった主張とかにも現われていたんだなぁって気がします。
佐藤椎瑠とともに生き残りました。

夏陽(なつひ)と小雪
夏陽と小雪の兄妹。
小雪は恐ろしい事でもうきうきしていて兄である夏陽にこういうのを見せて欲しい(まねっこごっこ)、なんてことを言ったりします。
ただ、小雪のちょっと怖いのは挙動が明らかに人間ではないことです。
この漫画はお化けとか妖怪が出なくて「怖いのは人間」を地で行きますが小雪は例外でした。
でもそれはあくまで夏陽の視点だから。
終盤付近で「あ、もしかして…」って予想は半分当たりましたが事情はもっと辛めです。
やはり彼らも前にいた家庭が原因だったってことが透けて見えました。
見返してみると本来はそこに無かったはずのものが実はあったって描写が出てくるのが面白い。

あとアシシュのほっこりエピソードがちらっと出てくるので彼らの見方が変わります。

南未来
事前に不穏な発言もありましたが園内の子はあくまで狩る側だと思っていたらそうではないってことを突きつけた子。
皆がやっているようなことができない優しくて気が弱めな女の子です。
どういった家庭とその事情でこの施設に来たのかが今までも小出しされていましたが彼女のエピソードでそれがはっきりとわかってきます。

主人公が一番ヤバいじゃん…

主人公の五十嵐透は何かの手違いか高額報酬に騙されて例の施設にやってきてしまったのかと最初は思いました。
でもそれは違っていて主人公が一番危険であり元凶だったのです。
本人さえもそのことを知らずにここまで来てしまいましたが真実を知った後は目がひたすら怖い。

清水桜子がどうしてあんなに彼だけに特別に好意を寄せるのかもわかります。
一方で彼女がここでずっと猟奇的な行動に加担しなくてはならなかったのも透がいたからでした。

透は大学生=大人として施設に連れてこられたのでその時点でおかしい存在です。
でもそうじゃないんだ。
彼がかつて子供だった時に桜子の母を殺してしまったことが今につながっていました。

楽しそうに解体をしている子供達がいるので彼らが全員サイコパスに見えてしまいます。
ただ、話を読んでいくとそうではなくて各々の事情があってまだ物事の価値観が出来上がっていない内にそうさせられたからなんだなぁって少しずつ思うようになっていく中で彼は逆。
ガチのサイコパスでそれを大人になるにつれて本人でも知らない内に抑え込んで一見真っ当な人間のようにふるまっていただけでした。無意識な演技だったのです。
ただ、ここに来て抑え込んでしまったのが解放されて…
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チルドレンより引用
とりあえずそこからはただひたすら目が怖い。

これを見越したというかどうなるか気になっていたもう一つの元凶の京条でさえ解放された透の前で散って行きました。

桜子と母親の過去

桜子が透の事を特別視したり甘えたそぶりを見せるのはすでに過去に出会っていたからでした。
昔は施設は母親が運営していてその時は普通の児童養護施設でした。

ただ、透が来てしまったことですべて終わりを告げます。
小さい生物の命を奪うのが当たり前になっている人(子供)の行く先は…ってのを最も恐ろしく体現したのが透でした。

母親も母親で怖い部分があったことを桜子が語っていますが透はその比ではないです。

結果的に全て一旦失ってしまった桜子でその原因は透なのに恨むんじゃなくて一人にしないでって彼に言うのは桜子が今まで母親を失ってまだ中学生なのに一人で施設を運営して、解体もして~みたいなことがあったからなのかなぁって思ったりも。
桜子はチルドレンのトップということでやはり狂気無しに見ることができません。
一方で甘えたがるシーンは可愛く描かれています。
それもこれも寂しさ故なのかも。

過去編の話では透と桜子の素性が分かって様々なことが繋がりました。そして京条のことも。
伏線がまとめて回収されるミステリーサスペンス展開、それと同時に施設の崩壊とサバイバルが巻き起こるので過去話が登場してからはハラハラが止まりません。

チルドレン 最終話までの感想まとめ

マンガUP!のチルドレンは「主人公が一番怖い・犯人」系のストーリーです。

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※どの漫画にも言えることですが掲載期間が終了している場合があります

そして、それが分かるまでは周りの怖さを、それが分かってからは主人公の怖さが存分に出てくるホラーでした。

「人の中身を空っぽにする」ってことで解体をしていましたがそれを桜子に暗に教えたのが彼でしたしそもそも施設が出来上がったのも彼がいたからなので。
チルドレンって題名ですがほとんどの子の場合は大人達に振り回された被害者って見方になっていきます。桜子もどちらかというと被害者側かもしれません。

でも透は例外。子供の時とそれを思い出した時が本当に危険。
普通ってどういうものなんだろう、父さんならこうするって思いながら凛子に接するシーンの怖さと言ったら…

あと京条は京条で復讐って名目がありますがやっぱり考えている内容恐ろしい。
彼もまた子供の時の失意にとらわれ続けた人物でした。


それで、怒涛の勢いで施設が崩壊に向かって行ってそれで終わりってわけではありません。
最終話ではエピローグもしっかりあるのです。
その際に凛子と椎瑠が日常や普通に戻りつつあります。

そして最後の最後に生死不明みたいな扱いになっていた桜子らしき人物が出る。
完全に見えたわけではありません。
ひょっとしたら楽しもうとしている日常であの時の取り返しのつかないことをしていたってことをふと勝手に思い出してしまったのかもしれないです。
だって凛子に聞こえていたなら椎瑠にも聞こえるはずですし。
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チルドレンより引用
でもこの「どういうこと…!?」って思ってしまうようなこの感じ。
こういった余韻を少し残していくってのはホラーの醍醐味でそれを感じさせるセリフを言ったことになっているのがそういった日常を望んで崖から落ちていった桜子ってのがナイスでした。
合わせてどうぞ

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