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2019 03/21

漫画学科のない大学感想 東大生が漫画家になるまでの奮闘記

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サンデーうぇぶりで掲載されている「漫画学科のない大学」。
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サンデーうぇぶり アプリ内イメージより引用

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作者はゆずチリ先生で東京大学出身の漫画家です。
そして、本作は漫画テイスト(カリカチュアライズなど)にしながらも内容はとある東大生が漫画家になるまでを描いていておそらく経験も織り交ぜているんだろうなぁと思える描写が多くあります。
 
そんなドキュメンタリー的な部分があるので「漫画を描く」、「漫画家になるまで」、「なった後」などを題材に扱った漫画だとバクマンとかアオイホノオがぱっと思い浮かびますがどちらかと言うと後者に近いのかな。

先読みをしなければ来月の1話で最終話を迎える「漫画学科のない大学」。
その最終話直前まで読んできたので今回はその感想など。

ネタバレ注意

漫画学科のない大学感想・あらすじ

漫画家を目指す一人の男子学生が大学に通いながら漫画家になるまでの物語。
主人公はくずチリ。
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漫画学科のない大学より引用
もう一生勉強しなくていいや、と東京大学に入って早々ある意味割り切っているのは彼に夢があったからです。
それは漫画家になる事。

有言実行とはまさに彼の事で講義中も漫画サークル内でももちろん自宅でも漫画を描く日々が続きます。

サークルでは個性豊かな同じような漫画好きが集まり、留年しながらも持ち込みをしたりサンデーの賞に応募したりと目標に向けて漫画を研究したり書き続けました。

やがて編集さんと何度か打ち合わせをすることがあり…

モデルは作者さん

モデルは作者さん本人なのでいずれは漫画化になることが約束されています。
でも連載デビューするまでの間に何が起こったのかってことやどんな出来事を経験したのかってなかなか見えないのが一般的な漫画家の方々でしょう。
そういった部分が本作では見えてくるのがとても興味深かったです。

その人には何が得意で何が足りなかったのか、あとは自己評価と実際に貰った賞の差はどうなのか、編集さんとの打ち合わせの様子は?等々が面白おかしく、そして熱くてクールに描かれていました。

クールと言うのは主人公のくずチリは分析をしっかりするんです。
実際にプロデビューした先生と自分の線(絵の)の違いは何だろう、その線をどう模写することで画力を高めたのか、ジャンル選びは何か、キャラの設定などは?という感じで作品が出来上がるまでに凄くいろんなことを冷静に考えているってのが分かってきます。こういうのってやっぱり創作系の見どころだわ。

リアリティのある時系列の面白さ
あと時系列も当たり前ですがリアルです。
特に印象的だったのは連載される時の話ですかね。
ゆずチリ(くずチリ)先生はゲッサンで初デビューすることになりました。
その際にジャンルはラブコメで行こうと決めていたのです。
理由はサンデー系列なのにラブコメの連載陣が少ないから。
これならラブコメ漫画のアンケート票を取ることができると踏んでいました。
実際にくずチリの狙いは当たっていたはずです。

そう、あの漫画と同時掲載でなければ。

実は同じ時期にデビュー掲載されたのが「からかい上手の高木さん」でした。

いや、強いわ…、高木さんは強すぎるわ……

こういったびっくりするようなオチが印象深くなっていくのもリアルゆえだからなんだろうと思いました。

脳内女子高生と言う清涼剤

作中ではくずチリにしか見えない女子高生が作中に登場していました。
当たり前のようにそこにいますが他の人には見えないはずですしおそらく写真には…

でもゆずチリが一人で物語を進行していくよりもこの女子高生が一緒にいた方が間違いなく楽しいんだわ。
ゆずチリが何をしたいのかとかが女子高生が聞き手になることで、そして時には素晴らしいアイディアを出すことで楽しく読めました。

あとこういったキャラがいるとやっぱり華やかやね。清涼剤だわ。
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漫画学科のない大学より引用
それに何が可愛いってうまくいきそうな時とかうまくいった時は主人公以上に思いっきり喜んでくれるところでした。

ちなみに彼女は扉絵で毎回サービスショットをしてくれています。

大学生活やサークル

漫画家に近づくにつれて小学館に出入りすることも多くなっていくくずチリですが物語の出来事の多くは学内(またはその関連)で起こります。

在学中に漫画家を目指しているので学生生活は描かれますがその中で生き生きしているのは間違いなくサークルの中でした。

講義やテストはと言うと…
基本的に内職ばかりなのでどんな講義をしていたかはくずチリは把握していない模様。
なので単位とかもギリギリと言うか留年的に考えるとアウトな場面もありますがそれも気にしないですし冷静なのが逆にくずチリの漫画家への本気度が伺えるかも。多分。

最初からその状況は織り込み済っぽかったので。

サークルでは先輩や後輩がみんな個性的。
それでいて漫画愛やこだわりが人それぞれでした。
デジタルに強いおばあちゃんが出てきたりと流石の多様性だわ。

あと学際や期末考査回もあるのでそれで大体時間の流れが把握できたりします。
独特の学内文化や小ネタもちょいちょい出てきました。

漫画サークルの話

漫画サークルの「まんくら」では学業はちゃんとこなすマリモ次郎部長、コスプレ大好きひとつま先輩、後に編集になるチヒロ先輩、ミュージシャン気質のゴリ原先輩と出会いました。
この時はまだくずチリは1年生なので驚きの連続です。
そして、まんくらの部長になる2年目(1年生)からはまた本格的に登場する人物もいます。

おばあちゃんやサークラ大好きサクラも強烈なキャラでしたが個人的にはオタ子ちゃんの後半からの存在感の増し方に注目せざるを得ませんでした。
女子高生はあくまでくずチリの別人格。って言うと変かもしれませんがそれほどなんというか隣にいて当たり前の相棒って立ち位置です。

一方でオタ子ちゃんは漫画を描くことが好きな女子。
やりたいことも楽しいことも辛いことも自分なりに表現していました。あと承認欲求もちゃんとあります。
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漫画学科のない大学より引用
特にトーンの話でデジタルに対してアナログの不憫さを知った時のインパクトと言ったら…
可愛かったです。

漫画家になるための考察は終わらない

・漫画雑誌を買ってもちゃんと全部読まない、だから1コマでも目に留まるかどうかが重要
・新人賞は合格点を取った者だけが合格
・漫画家になるために役立つ事柄を挙げたらきりがない
・漫画のストーリーを決めるのは作者だけじゃない
などなど。
序盤の方、つまり1年生の時からすでにくずチリは漫画に対して様々な考察をし、実行に移していました。中盤以降もいろいろありますが作品に触れるのは食事に近い的な話は印象深いです。
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漫画学科のない大学より引用
例えば漫画のストーリーを決めるのは~ってくだりもいわゆる「キャラクターが勝手に動き出す」ってことに通じるものですね。
作者本人がこういう展開にしたいなぁって思っていてもキャラが動き出してなかなかそのようにいかない、ならば無理矢理操るんじゃなくてオブジェクトを追加して誘導させたり、いっそのことその通りに動かしてみたり、って感じで物語が出来上がっていくことだと思いますがそういった話をタヌ吉を中心に語ってくれていました。

こういう部分を知っておくとこれらか読む漫画の視点もちょっと変わるかもって思えるような内容がそれからもたくさん出てきます。
やっぱり漫画家志望の人の漫画分析は面白いや。

それと漫画家志望に限ることではありませんが「恥をかくってのは「リスク」ではなく「コスト」」って考え方が凄く好き。

できる編集ホッシー
編集との会話が増えていく中盤以降ですがその時に登場するのがホッシーです。
くずチリの何が良くて何が足りないかをこれまた的確に分析してアドバイスする主人公をしてできる編集って言わしめた人物でした。
濃くて有能で名言を言う編集者さんが登場するのも漫画家漫画の魅力だと改めて思わせました。

漫画学科のない大学感想まとめ

東大とは国内有数の研究機関。
様々な分野の研究を、それも最先端でしている。

けれども漫画学科は無い!!
だから自分で上達の仕方、何をするべきかを考えていく奮闘記が「漫画学科のない大学」でした。

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※どの漫画にも言えることですが掲載期間が終了している場合があります

くずチリは山あり谷ありだとは思いますが基本的にクールです。
だって客観的に自分を見て常に考えていますから。

でもそれだけだと味気ないのかわかりませんが女子高生という脳内人物が登場したのでこれがまた本来は一人でいる時でも自然に会話が入ってきます。
そんな女子高生もふとしたシーンで急に虚しさを感じてしまうのはやっぱり脳内だからなのかなぁ…
最終回でどうなってしまうのか気になってしょうがないです。

また、後半になって改めて東大生にスポットが当てられました。
その際に東大生でありゲッサンにデビューしたという本当に希少な肩書を手に入れましたが周りの反応は薄めです。そのことに関して彼は当たり前だと言っていました。
くずチリだけが特別じゃなくて皆が皆それぞれやるべきことをしていて彼はそのやるべきことが漫画専門なだけ、と。
一人一人が自分の人生を生きていることが静かに、そして熱く伝わってくる展開でした。
自分がどうして東大にいるのかと、一周回って改めて考えるところで次回(持ち越し)なのでどんな回答に辿り着くのか楽しみです。
合わせてどうぞ

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