とにかくいろいろやってみるブログ

ゲーム攻略とか漫画関連多めの雑記ブログ志望ブログ 日に日に増すブログタイトルとurlへのコレジャナイ感

スポンサーリンク

2018 09/24

神とよばれた吸血鬼最終話までの感想 切なさ以上に温かい ネタバレ注意

スポンサーリンク

漫画「神とよばれた吸血鬼」を最終話まで読み終わりました。
fc2blog_20180924231639b4e.jpg 
マンガUP!アプリ内イメージより引用
作者は桜井海先生で以前に同作者の「おじさまと猫」(→【無料で読める】「おじさまと猫」感想 ふくまるとのハートフルストーリー あらすじ・ネタバレ注意)を読みました。
「神とよばれた吸血鬼」と「おじさまと猫」はともに無料漫画アプリのマンガUP!に掲載されています。

マンガUP!のダウンロードはこちら
マンガUP!
マンガUP!
開発元:SQUARE ENIX INC
無料
posted withアプリーチ


とある猫との生活を描く温かい話だったんですがこの「神とよばれた吸血鬼」もそんな雰囲気です。
ただ、切ない話もありました。でもその切なさがまた良くて辛い展開になっても何かを成し遂げるため、みたいな感じで救いがありました。

ネタバレ注意

神とよばれた吸血鬼とは 感想・あらすじ

内容としては和風チックな世界観の中で妖怪と人と神がそれぞれ関わりながら何か事件が起きたり悩みがあってそれを解決するってものでした。
ほっこりする感じが夏目友人帳に似てるかも。

ただ、主人公はその界隈では無力になりがちな人間ではなくて土地神なんです。
それもかなり強力に描かれていました。
その強さゆえに恐ろしさが出るかこのエピソードもありますがほとんどの場面でこの神様は優しいです。
先ほど和風チックと書きましたが主人公の神様は和とはかけ離れた存在の吸血鬼でした。
吸血鬼であり神である主人公の名前はヴラド。

ヴラドは誰かの願いを叶えたり、行く先々で起こる妖怪や神にまつわる事件を鎮めます。
その際にかっこよさを見せる場面や他の神や妖怪の良さが見える場面、そして悲しくなる場面が出てきますし、神になってもなおヴラド自身は葛藤を抱いたりしました。
本来は日本の土地神ではないはずですが彼の性格もあって一人、また一人と大切な人が彼の周りには増えていきます。最初に登場した時の印象とは違ってそれぞれの良さが見えてくるのもこの漫画の特徴でした。

そして、ヴラドが土地神になった場所にたどり着いた時の彼はイメージしやすい恐怖の吸血鬼です。
そんな彼が今のようになったのは先代の神あってのものですがその話も少しずつ見えてきて…

吸血鬼ヴラド

主人公の吸血鬼ヴラドは一番初めこそ冷徹な雰囲気を見せていましたがあくまでそれは表面上のもので彼が優しくて誰かのために行動せざるを得ない性格ってことは読み進めればすぐにわかります。

作中の序盤の方はヴラド一人で土地神としての責務を果たすことが描かれていてその後は他の神が続々と登場します。
他の神が登場してからも面白いんですがヴラド一人で進む展開も好きでした。
fc2blog_20180926215841322.jpg 
神とよばれた吸血鬼より引用
キツネの話とか泣くやろ…
これらの始めの方の話は結構悲しい展開が待っていてヴラドが冷たい素振りを見せることもありました。1話の友春については最終話でも出てきたのが最高です。

ただ、そんな悲しい中にも感動があったりヴラドが恐ろしく見えた後に底にある優しさがにじみ出る展開がたまりませんでした。彼が苦しみを感じてしまうのは人と妖怪と神が近すぎるってことが最初の方に書かれていましたがこれはその場面だけで判断するんじゃなくて読んでいくにつれて意味がよく分かっていきます。
もともと異国の地出身。
モデルはワルキア公国の君主ヴラド三世ででしょう。
彼は政治の中で人を信じられずに裏切られ、やがてその心を悪魔に売って妖怪になりました。
だからこそのこの感覚ですし、だからこそ優しくなれる素質がありました。
あと序盤の方の好きなところは作品全体のちょっとした暗さでした。
ホラーではないですが和風の妖怪界隈特有のおどろおどろしいというか異界の感じが漂っています。
仲が良い神々に囲まれていく展開ももちろん素敵ですが自分は読み始めたときの子の空気に引き込まれました。

それにカッコいいんですわ。
fc2blog_20180924231722350.jpg
神とよばれた吸血鬼より引用
戦闘する際に刀を取り出して切り付けるってシーンが何度かあってその時の覚悟とか気品、そして颯爽としたスピード感が見どころでした。

三神など他の登場人(神)物

三神って言われている最も恐れられている土地神の話が出るのに時間はかかりませんし、ヴラドはすぐに彼らと打ち解けていきます。
三神を始め、様々な土地神やもっと上位の神が登場しますがどれもキャラが魅力的で見せ場がありました。

白蓮
三神って言葉を聞いてその通りな感じの土地神。
この作品にはキツネ風の登場人物が絡んできますが彼もキツネの耳のようなものが付いていました。
夜日古に辛辣なところが面白いです。

夜日古
登場したのは白蓮と一緒なのに間抜けな(?)マスコット的な雀の姿で初登場しました。
でもこの雀の時にヴラドを頼った理由や神として譲れない決意を語る内容が良かったです。
元に戻ってからは軽さとか女子好きが出つつもしっかりと熱い想いを見せてくれるムードメーカーでした。やるときはしっかりやる男。
それに三神ではありますが親しみやすい性格です。
fc2blog_20180924231747958.jpg
神とよばれた吸血鬼より引用
それと全体を通してシリアスだったりウルって来る話が多いですし最終的にそういった終わり方になる話がほとんどですがその前後にコミカルな展開が登場することもあります。
そういった場面では夜日古が大抵絡んでくるのも魅力でした。

狛犬の阿月
本作のマスコットの阿月。
ヴラドの神社を守る狛犬で本来は人型の姿をしていますが契約の時にいろいろあってモフモフした狛犬の姿になっています。
こっちの方が和むのでこの姿になる設定が良かったです。

先代の神に仕えていたので初めはヴラドに対してどうしても拒絶の心を持っていました。
でも少しずつ見せていくヴラドを心配する心や必要とされたい気持ちは狛犬の姿ならではの可愛さとか健気さがあります。
阿月がヴラドをさりげなくフォローするところはさらっと流してはいけない変化でした。

曽祢峯
1話単位だと可愛い女性キャラが登場したりしますが基本的に「神とよばれた吸血鬼」は男性キャラが中心です。
fc2blog_20180924231815613.jpg
神とよばれた吸血鬼より引用
そんな中、登場した曽祢峯ちゃんはまさに紅一点でした。
兄との因縁を断ち切るためにヴラドも関わったんですがそれ以来ヴラドに恋心を抱いているのが可愛いですし、夜日古には冷たくて彼の一方通行になってしまうって関係が面白いです。

和多津
キリっとした顔立ちと土地神として確かな実力を持ち合わせていますが至る所に天然が入っている和多津。
最後に出てきてレギュラー組でした。
それでも救いたい!って気持ちがはっきりしているヴラドも良いんですが和多津はあの時の選択は正しかったのだろうか、と後悔したり悩んだりすることもあります。
天然ですがそういう神の苦悩が見られ、手を汚すことも必要だと思っている和多津も素敵でした。
あと彼が登場してから後述の黒鳥のギャグ要素が増します。

妖怪と人と神の関り

ほとんどの人は認識できないけれども一部の人は神や妖怪を認識できるというのが世界観です。
シリアスで長編の話も満足度が高いんですがその合間に出てくる話はほっこりすることが多く、そういった話は基本的に人と妖怪について描かれていました。
妖怪と人は遠い存在ではなくそれぞれの形の関りや絆があります。雪女とか酒呑童子(鬼)とか。
fc2blog_2018092423184393c.jpg
神とよばれた吸血鬼より引用
個人的には何回か登場した猫又が見守ってくれる相棒って感じがして良かったなぁ。
人と妖怪と神が近すぎる故にヴラドが苦しみを覚えましたし実際に悲しい話も出てきましたがそれ以上に見てよかった光景や結末も描かれていました。

先代の神 月形

ヴラドが土地神になる前にその土地で神をしていたのが月形でした。
物語の至る所で先代についての話が少しずつ出てきますが回想でも人伝えの内容でも人格者ってことがわかります。優しいですし気高くもあり、その心はヴラドにしっかり受け継がれています。
実際にこの土地にたどり着いたばかりのころのヴラドは凶暴でしたが月形の影響で今の彼のようになりました。
月形がみんなに慕われているのは分かりますしそのたびに何かと比較されがちなヴラドはある意味気の毒になりますがそれを真摯に受け止めてどういう神になるべきかを考えるのが素晴らしいというか月形が後継者に選んだ理由がよくわかります。

そんな月形のエピソードが出てきた話でヴラドが記憶を無くして以前の凶暴な妖怪に戻ってしまった時の落差を見るに彼がここにたどり着いてから今までに本当にいろんなことがあったんだろうなぁって思いました。

黒鳥
先代の土地神、月形を慕っていた別の土地神の黒鳥は中ボスみたいな感じで登場し、ヴラドをピンチに追い込みましたがそんな行動を起こした動機は月形を蘇らせたいと思ったからです。
純粋すぎる願いが狂気を招いてしまいましたがヴラドや白蓮、夜日古の活躍もあって意見略着。
その後は新たな友人として彼らと過ごしましたが引っ込み思案で奥手な性格が目立つキャラになっていました。あと温泉以来キャラが変わっているのにびっくりです。
でもそれだけじゃなくて他の人が気づかないような他者の心の機微を感じ取るような繊細さを見せるのに注目でした。

神とよばれた吸血鬼最終話までの感想まとめ


アプリのダウンロードはこちら
↑ダウンロードページへのテキストリンク↑
iOS/Androidの両方に対応
※どの漫画にも言えることですが掲載期間が終了している場合があります。

月形関連の話は特にそうなんですが長編になりやすく内容もシリアスでしたが慕われていたわけやヴラドの変化に納得するような神様でした。
彼が命を落とした理由の高天原からの遣い、禍津日神(まがつひのかみ)と竜神はある意味本当の神様って感じがします。
恐ろしく描かれていて決して人を助けるという都合の良いものではなくて秩序を守るし気まぐれでもあり、そこに人がいようとお構いなしでした。人や弱者の影響を一切受けない次元の違う存在として登場しています。
そんな相手なのに人のために命をかけたのが月形です。
重いのに最後まで笑顔を絶やさないその姿と言ったら…
そんでもって彼の行いは高位の神の心まで動かしたんですから流石です。

でもあー素晴らしい神様だった、で終わるんじゃない、彼は彼で自分の行いが間違っていたかもしれないという影を残して、それをヴラドが肯定して一緒に乗り越えるってラストが最高です。
今までになく邪悪な風貌の妖怪が出てきたのに希望も救いもありました。
fc2blog_20180924231909065.jpg
神とよばれた吸血鬼より引用
最終話付近のクライマックスの自己紹介はアツい!

天変地異を司るような神は無慈悲ですが土地神はそうではありません。それぞれが個性的です。
ヴラドだったら先ほどから書いているような性格ですし一方で仲間を守るためにあえて恐ろしい方の噂を使って、でも内心はちょっと戸惑っているギャップが面白い姿を見せてくれます。

和多津は結構その辺はシビアでした。
そんな中で注目したいのは白蓮ですかね。
彼は神としては試練を与える、けれどもその先にはしっかりと希望を用意している神です。
また、幼少期の時の夜日古への複雑な想いとか自分に足りないものを感じてしまう場面もクールで実力者ってだけじゃない白蓮の魅力が出ていました。

最後までいい雰囲気で進んでいきますしなんというか抵抗なくスゥーっと読み進めることができましtあ。
あと実は最初の方と比べると少しずつ全体的に人情的になっている印象を受けます。
これはヴラドが多くの人や妖怪、神とつながっていき、願いを叶えていったからなのかもしれないなぁって思いました。
合わせてどうぞ

スポンサーリンク

関連記事

この記事と関連する記事

漫画感想考察神とよばれた吸血鬼ネタバレ無料で読めるあらすじ最終話

(-)TB(-)

AFTER「鳥籠ノ番最終話までの感想 これはいいサバイバルサスペンス! ネタバレ注意

BEFORE「【タガタメ】タマモ念装「咲いては散る憧憬の花」当たった&幻想の貝殻

Top