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2018 08/31

健康で文化的な最低限度の生活7巻感想 栗ちゃんと子供は辛いわ… ネタバレ注意

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以前、マンガワンで無料公開されていた「健康で文化的な最低限度の生活」(→健康で文化的な最低限度の生活6巻+αまでの感想 厳しい各編のラストの希望は…)を読みました。

 
マンガワンでは7巻分途中まで掲載されていたんですがそこまでで掲載期間は終了でした。
新章に突入して相変わらず面白いですしその先が気になりますし何より栗ちゃんが主役ってのに注目せざるを得ません。
そんな「健康で文化的な最低限度の生活」も先日7巻が発売されたのでアマゾンでポチって読んできました。

ネタバレ注意

健康で文化的な最低限度の生活7巻感想

7巻は子供の貧困がピックアップされます。おまけにそれを担当するのが栗橋千奈(栗ちゃん)でした。
栗ちゃんは普段はクールですし同期にもバッサリ言うこともありますが子供にはすっごい優しい女性です。

序盤の方はえみると一緒に祭りに参加して子供たちのイキイキとした姿とそれを見守る彼女らにほっこり。
あとモモちゃんと着ぐるみのシーンの気まずさも面白いです。

でもそんな明るい場面も最初の方だけでした。

金子いくよさんのベテランっぷりよ

この漫画のベテラン感のある女性陣の安心感は異常でした。
ソーシャルワーカーの金子いくよさんも例外ではなくフォローが光ります。
もう半分スパイみたいなことやっていますしおまけに察しも良いと来ました。
次に何をするべきかも的確に判断しています。交渉も本当にうまいというか強いです。

今回はいつも以上にただ事じゃない感じの始まり方だっただけにこの人がいてくれてよかった…

それとこの人は定期的に名言、とまではいかないものの核心を突くような話をします。
「自由とか… 誇り… みたいなものを奪われるように感じるのかもね。」って言葉も重いなぁ。

子供の貧困

子供に貧困もなにも無いです。
だってまだ稼げる年齢ではないんですもの。
でも残念ながらこの子たちは状況を選ぶことはできません。
そういったことがどっしり伝わってくるのが今回の章でした。

居留守を使った部屋のドアを開けた瞬間見えた一瞬の光景に闇の深さがこれでもかというくらい表れていました。
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健康で文化的な最低限度の生活7巻より引用
食べ物も日用品もおむつまでも散らかった部屋。
割れた窓ガラス。
貯めこんだゴミ袋。
そして、汚れたままのおむつを履いている子供。
もうおむつって年齢じゃないはずなのに…

書き込み量が凄いだけにインパクトがあるシーンです。

家系と生活保護と…

生活保護というテーマなので扶養などの関係で申請してきた人の家族構成や家系が見えてくるって展開は多いです。
生活保護の申請をしてきたと思ったら親は医者だったとか、おばあさんの息子は働いているけれどもギリギリの生活とか、扶養を放棄されるとか様々なパターンがありました。

ただ、今回の場合は今までにないものでなんというか不幸のスパイラルって感じがしました。

頑張れ栗ちゃん!!

栗ちゃんにとって初めてであろう今回のようなケース。
ついつい熱くなってしまう場面もあっていつもの冷静さが無くなりがちなのが印象でした。
今回の対象者の佐野美琴がしょっぱなから拒絶してくるのもあれですが何より子供が巻き添えを喰らっているのを見過ごせないようです。

佐野美琴の睨みつけて見定めてしまいには子供産んだことある?みたいな意味不明なマウントに読んでいてイライラして全力で栗ちゃんに感情移入しました。

ただ、もう少し読み進めていくとまた違った感想を抱きます。
子供に対する本心もそうですがここに来るまでにどれだけ追いつめられてきたのかとか他の場所での生活課の対応が透けて見えてきたりとか。
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健康で文化的な最低限度の生活7巻より引用
生活課が真剣に提案をしている一方で佐野美琴は自分を閉ざして我ここに在らずのような虚ろな目が印象的です。
生活課の緊迫した視点でこのやりとりが描かれていたので佐野美琴の温度の低さにもやもやしてしまうこともありましたが金子さんの「フリーズ」って言葉に納得でした。

佐野美琴は栗ちゃんに対して少しずつですが心を開きそうになりつつある感じもしました。
このまま円満にっ、てことにはならなくていくつかさらにトラブルも出てきそうですがとりあえず頑張れ栗ちゃん!

えみるという癒し

これまでいろんなアクシデント(?)に巻き込まれてきたえみるですが今回の主役は栗ちゃん。
ということでいつもよりは出番は多くないんですがその分、癒しポイントが高くなっています。
殺伐とした空気に登場したえみるが可愛い。
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健康で文化的な最低限度の生活7巻より引用
いつもコンビニ前にいるなぁ。

完全にデジャブシーンで栗ちゃんを見たときの笑顔が良き。
居酒屋での話も食べっぷりもそうですが今回は全体的にえみるが癒し要因でした。

健康で文化的な最低限度の生活7巻感想まとめ

7巻は子供の貧困と母親に対して栗橋千奈が関わるって展開で子供も巻き込まれてしまうってのがきつい状況です。

それで母親である佐野美琴はというと最初の方はお世辞にも良い印象をモテませんでしたしそれは栗ちゃんも同じでした。
でも佐野美琴も実は彼女の子供と同じような境遇だったことが分かったり心境を金子さんが考察していくうちに見方が変わっていきます。

一番びっくりしたのは妊娠していたことでした。
本来の夫は行方不明ですがそれとはまた別の人との子供ってことがわかってえぇってげんなりというか何やってんねん、って感じ。
今いる二人の子供を最優先にするべきなのに新しく身籠ってしまったのはやっちまったな、としか思えませんでしたしそれに対する栗ちゃんの上司の厳しい表情も十分納得できます。
それに状況的に生活保護に頼らざるを得ないってのにあまりにも無計画で…
ただ、逆に考えるとこのことをそれとなく察知していたから一旦逃げたのかなぁとも思いました。

ネット上の世論(と言えるかはわかりませんが)はこういった人に対してもうそれは厳しい意見ばかりですし読んでいて近しい感想を抱きました。

一方で今まで虚ろな表情と目だった佐野美琴はこの一連の展開でここ一番の真剣な表情と心からの感情を見せます。
そんな彼女とその子供の会話を見るとこれはこれで来るものがありました。
すごく切ないです。

ネットと上司にこちらが思ったことを言わせてくれた後にさらにその上を行くシーンを見せるなんてズルいやん。

相変わらず正しいと思われる解決策を探すのが凄く大変そうでした。


今回はいろんな姿を見せてくれた栗橋千奈。
そして、忘れてはいけない主役のえみる。えみるが映って少しだけ雰囲気に小休止が入るの本当に好き。
この二人がコンビを組むって展開がまた熱かったです。
合わせてどうぞ

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