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2019 08/23

「男子の品格」最終話までの感想 ハジける女装(ラブ)コメディ 感想・ネタバレ注意

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サンデーうぇぶりでポイント使って最終話(2巻分)まで読み終わった「男子の品格」(作:星野真先生)。
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サンデーうぇぶり アプリ内イメージより引用

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※どの漫画にも言えることですが掲載期間が終了している場合があります

荒れた男子高に憂いた教師達が生徒を女装をさせて風紀を正すという開幕からぶっ飛んだ内容になっているコメディ作品ですが話自体はちゃんとつじつまが合ってしまうのが面白いです。
それでもやっぱりキャラ達の発想はぶっ飛んでる。そしてばかばかしさに笑える。

さらに、そんな愉快なコメディがずっと続くと思っていたらツッコミ所はあれどかなり純情なラブコメまで展開されて途中からそちらが話のメインになりつつありました。
女装要素は健在なのにちゃんとラブコメしているのは凄い。

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サンデーうぇぶり アプリ内イメージより引用
そんな「男子の品格」の最終話までの感想など。

ネタバレ注意

漫画「男子の品格」とは 感想・あらすじ

高校一年生の太刀川辰祈(以下たつき)の様子がおかしい。
そんな異変に気が付いたのは彼の姉の夏希でした。

夏休みが終わり今日から登校。
それなのに男子高校生のはずのたつきはスカートを履いている⁉

彼の通う有里原(ゆりばら)高校の校則が変わって女装で登校しなければいけないとにわかには信じられない説明を受けた彼女がたつきの通う高校を覗いてみるとそこには確かに女装男子しかいない!

元々は進学校だったのに当時の面影はなく、授業を聞かぬ不良達で溢れかえった校内の風紀を一新するために淑女の心を身に付けさせるという結論の下、このような現状に至ったことを知ってしまいツッコミが追い付かない夏希。

そんな彼女をよそに風紀委員長としてノリノリで指導するたつき。

全ての発端は「女の子になりきることで!優しさ・淑やかさ・穏やかさ・美しさを叩きこみ!!オス猿どもを類人猿からヒトに戻す!!」と言い放った先生の我慢の限界から巻き起こったのです。

最初は抵抗が強かった男子生徒ですが徐々にその楽しみを知っていきます。
そして、たつき達の変化は一人の女性を救うことになるのですが…

序盤の女装コメディの勢い

常識改変でも何でもなく校則が変わったことで女装をすることになるんですがこの時点でもうおかしい。
でもそんなおかしいって思う暇もなく時には大量の女装男子高生、時には先生のぶっ飛んだ説明がやってきて序盤はツッコミが追い付かない勢いで展開されていきます。

そして、このノリこそまさに「男子の品格」ですし、気づいたらいつの間にか違和感が消え失せています。
そんなことになっているので学校外の人が彼らを見た瞬間の反応で読んでる側も元の感覚に引き戻されるくらいには読んでいくと毒されているけどこれがまた良い。

最初から使命感とともにノリノリで女装している主人公から始まり徐々に彼に賛同していく生徒が増えていきます。
そして、ぶっ飛んだコメディ色が特に強くなっているのが物語の最初の方でした。
そこからは意外と落ち着きます。
まあ根本的な部分がアレなので落ち着いたと言ってもあくまで本作の序盤と比べてって話ですが。

それで中盤からはラブコメ要素が強くなりつつ、男子とは?淑女とは?みたいなノリが絶妙に絡んでくるのでした。
個人的にはここからのノリが好き。

姉の夏希
出番少なくて悲しいぞ!!
「あっそう!!なら良かったね!!」のお姉様。あとちょろいのが可愛くて剣崎将とはもっと絡んでほしいキャラ。

たつきの姉の夏希は最初にこの異様さを目の当たりにしてそこから最終話までずっと「いや、おかしいでしょ」ってスタンスを維持し続けた愛すべきお姉さんです。
彼女の反応は至極真っ当なのにそれが笑いを誘うレベルで周りがヤバい。でもこの構図が見どころだったりするのでした。

淑女でもあり紳士でもある、主人公のたつき

何気にちゃんと学生の成長物語要素があるのが余計に笑える、そんな渦中にいるのが主人公のたつきです。
(簡単に丸め込めると思われた結果、)先生達に頼られ、加えて普段は地味でおとなしいけれども心の奥底ではやりたいことが無くただ過ぎていく日々を悩んで自身も変わりたいと思っていたたつきは自分には何ができるだろう、って考えていました。
その矢先に先生から風紀委員を頼まれて使命を与えられて徐々に変わっていきます。

この時はまだあくまで与えられた使命に萌えていますが後々自分の言葉で主張できるようになるのも見逃せない。

そして、なんだか良い雰囲気になりつつある場面なのに結局ギャグの勢いが上回って変なくすぐったさを思いっきり上塗りするところまでがワンセットでした。
1話の「だからあの日から!女装は俺の使命なんだ!!」のシーンとか特にそうです。

それでたつきは本来の目的である淑女に日々確実に近づいていました。
それがギャグ要素につながるわけですが同時に紳士さも持ち合わせています。
天然たらしですがそれ含めて彼の紳士な面。
こういった部分はギャグというよりはさとり先生とのラブコメでしっかり発揮されるのでした。

温泉エピソードはさとり先生の変化とか一般の人から見た女装とか見どころ多めなんですがやっぱりさとり先生の為に自然にそっと盾になるのがイケメン。
しかも文化祭ではこの役割が逆になるのが粋でした。

剣崎将
1話で登場した不良筆頭で女装に抵抗していた剣崎将。
でも速攻改心(?)して迷うことはあれど天然熱血な友人ポジションに収まるのでした。

鎧塚さとり先生とのラブコメ

自分は間違いなく鎧塚さとり先生のラブコメが本作の一番の見どころだと思いました。

ギャグ・コメディなのにラブコメ方向かぁって不安とかは無くてむしろそっちの方面が楽しみだったりします。

ただのラブコメじゃなくて、生まれながらにして男性が苦手なさとり先生と自分を変えたかったたつきの関係、何より背景に女装の校則があるって部分がうまーく絡んでいるので彼らのこのやり取りは本作でしか見られません。

理事長(彼も女装している)の娘であるさとりは極度の男性恐怖症ってことで常に鎧を身に纏っています。
非常勤講師として教鞭をとりたいのですが男子生徒を見るだけで悲鳴を上げてしまう重傷です。
たつきは理事長からはそんな彼女の苦手克服をお願いされました。

最初は皆で兜をかぶって顔を見せない、次は女装している皆を男子だと思わないようにすればいい、などなど少しずつ前進していく中でたつきとのラブコメが進んでいきます。

可愛い美人で女装男子が羨む巨乳の持ち主、それでいてうぶなお嬢様らしく上品なさとり先生との二人っきりの訓練は大抵甘々な要素が多めです。
「太刀川君以外の男の人に素顔を見せるのは苦手なのに…」ってセリフから始まった互いに互いを意識していく過程は見逃せませんでした。
そもそもさとり先生の性格がかなり可愛いのがポイント高い。

まあでもそこは「男子の品格」の作風。
恥ずかしがる先生への提案としてたつきとの関係は「百合だと思ってください」、などと自分の事を女の子、淑女だと思い込もうとしているたつきならではの予想外な言動がどんどん出てきました。

一方で意識し過ぎたあまり、前までの距離感でいられなくなったりとじれったさとのバランスも良き。

さとり先生のたつきを見る目とたつきが彼女にどう見られているかの予想が微妙にズレた漫才を披露してくれるのも本作に限ってはラブ方面が強くなりすぎなくて読みやすかったです。

京子先生
校則を作った元凶でもありさとりの幼馴染の京子先生。
校則は作りつつもそれはあくまでルールの一環といった俯瞰したポジションなので基本的には冷静です。それでも少し考えると「ん?」って思わざるを得ない考えの持ち主なんですけどね。

そういった教師としての部分だけじゃなくて自分の知っていた身近なさとり先生がどんどん変わっていく姿に寂しさを一人感じてしまう場面がぐっと来る。

「男子の品格」最終話までの感想まとめ

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そんなわけで女装しなければならなくなった元不良校でもあり男子校を舞台にした「男子の品格」でした。
不良校の設定とか文化祭でさとり先生の為に駆けつけた男子を見てやっと思い出したわ…

最終話は皆、品行方正になったし女装の校則を解いてもいいのでは?って話。
うん、これが普通。普通なんだけど全体的にしんみりして皆心にぽっかり穴が開いた感じになっているのはとてもシュールでありちょっと切なく感じてしまう時点で感覚を少し変えられてしまいました。

太刀川たつきとさとり先生は互いに互いの変化を理解してしまって「あの人は変わっている、でも自分は…」みたいになります。
本当は二人ともちゃんと前進しているのに置いていかれた様子を出すのも青春物っぽかったです。
まあそれを感じる瞬間が「勝手に女装ルールを作って次は勝手にその女装をさせないなんて横暴だ」って主張を堂々と言っているのを見てのことなのでこの辺りの絵と内容のギャップは流石だわ。

とりあえず「(さとり先生にとっての)俺の役割が無くなるんじゃ…」って心配は無くなって良かった。

あと女性陣って皆、たつきの年上で真城弥生先生・甲山朝霞(こうやま あさか)先生含め一癖も二癖もあります。
たつきの母親に至っては女装男子に興奮していて「この年になって親の性癖知るのきつい…」って思われてましたし。

そして、そんなスタイリッシュなツッコミをしてくれるのが夏希お姉さんなんです。
甲山先生も一応彼女寄りですがやっぱりここまで皆ツッコミ所が多い中、最後までツッコミ役を貫いた彼女はそれだけでナイス!
惜しむらくは基本的に学校での出来事&さとり先生との二人っきりな場面がメインだったから登場回数が伸びなかったところでした。

最後に星野真先生の新作、「ノケモノたちの夜」もサンデーうぇぶりに登場したのでそちらも一緒に紹介↓
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サンデーうぇぶり アプリ内イメージより引用

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