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2018 07/20

健康で文化的な最低限度の生活6巻+αまでの感想 厳しい各編のラストの希望は… ネタバレ注意

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漫画「健康で文化的な最低限度の生活」を6巻と7巻分の半ばあたりくらいまで無料漫画アプリのマンガワンに掲載されていたので掲載分全て読んできました。

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マンガワン アプリ内イメージより引用

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開発元:SHOGAKUKAN INC.
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※どの漫画にも言えることですが掲載期間が終了している場合があります

マンガワンでの掲載は7月20日まででこの記事を載せてからすぐに終了となってしまうので本当にギリギリの紹介になってしまいますが一応豊富なオリジナル漫画と定期的に今回のような話題作(小学館系列)が掲載されることがあるので一緒に紹介しておきます。
 
ネタバレ注意

健康で文化的な最低限度の生活とは 7巻中盤あたりまでの感想・あらすじ

第二十五条
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
義務教育でも習う憲法で保障された社会権のうちの生存権。
人が人らしく生活を享受するためのセーフティーネットの一つです。

「健康で文化的な最低限度の生活」は生活保護に関わる職員と受給者を描く漫画でそれぞれの立場や出てくる人の生活や事情、一人一人のドラマが凄く真面目に作りこまれていると思いました。
生活保護はニュースやドキュメンタリー、最近だとバラエティ、WEB記事や雑誌など様々な媒体で登場するワードですがどういった人達がどのように携わっているのか知らない部分も多いと思います。
この作品ではそれを含めて主人公の義経えみるを中心に生活保護のドラマが展開されていました。

あらすじ

新卒公務員の義経えみるが配属されたのは東部福祉事務所生活科。
ケースワーカーとして生活保護を受けている担当の区民一人一人がちゃんと生活できているか、働けるようになっているかを確認し、支えます。

ボンクラ(えみるはポジティブに受け取ってしまいましたが)でマイペースでそれでいて悪気はなくてもちょっと迂闊なことも先走ってしまう彼女は悩みも多いです。
それでも熱いハートを以て誰かのために行動する、担当したからにはその人を見過ごせないって性格をしていました。

これからえみるは、そして他の職員はどのようにして生活保護と向き合っていくのか、そして受給者達はまた前に進むことができるのか。
時に厳しく、でもやがて希望が少しずつ見えていって…


ケースワーカーは凄く大変?えみると仲間

多分えみるが主人公ですし新人だから余計にそう思ってしまうんでしょうがケースワーカーって大変だなぁって思う場面が出てきます。
なにせお金の問題を扱っていますしそれが受給者にとっては生活に直接影響するわけですし。
何気に最初の方で前の担当者に代わってくれみたいなことを言われるのはきついかも。
一方でそんな人たちに社会復帰する手助けをし、様々なサポートをするのもケースワーカーの役割でした。
一人一人浅い所で踏みとどまって向き合っていては何も進歩しないことがよくわかります。
この点においては受給者に入れ込み過ぎるえみるの良さも悪さも出ていました。

あとえみると同期の職員はそれぞれタイプが違っているのも面白いです。
勤勉な人、優しい人、熱血な人などなど。


えみるはそんな同期の良い所ばかり気にして自分の至らなさに悩みますがそんな同期達も実は大変だったり困っていることがあることも分かっていきます。
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健康で文化的な最低限度の生活より引用
自分だけじゃなかったんだ!って嬉しくなるのも分かりますが喜ぶタイミングがストレートすぎてな…
でもこれが嫌味に想われないところがえみるの人柄なんだろうなぁって思いました。

それと対象者だけではなくその人を取り巻く環境と家族との関係性もしっかり見抜いて判断しなければなりません。
そういった難しさもいろんな形で見えてきました。

ちょっと怖い場面も
題材の性質上ホラーみたいな場面があるなんて予想できませんでした。
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健康で文化的な最低限度の生活より引用
えみるがたまたま七条の担当する人の子供の相手をしていた時にその子が豹変します。
おそらく日ごろから母親に言われているか言っているのを聞いていることでしょう。
そのような内容を急に言い出しました。
目が怖いですしえみるの何が起こっているのかわからない恐怖と焦りも凄く伝わってきます。
ケースワーカーが把握できない事情がどの家庭にもあるかもしれないってことを予感させます。

生活保護についての描写

生活保護について事前に調べたうえで職員さんに取材したんだなぁって思うような場面や説明が至る所にあります。
ケースワーカーの業務もそうですし生活保護をもらっている以上、どのような規則があるのか、最終的な明確な目標、出てくるであろう問題など様々な側面が描かれていました。

主人公がちょっと早とちりをして先走ってしまうことがあるのでそこでうーん…って思ったりもしますがそれがあるから逆に良くも悪くもアクシデントが生まれてきついですが考えさせられるドラマも展開されたりします。

人の暮らしを見る、など

えみるが最初に先輩職員と一緒にとあるお宅に訪問に行きました。
その際に「人の暮らしを見る」ってことを知ったんですがそれはまだまだ序の口ということがわかっていきます。
担当した人が死にますって自分から言っていつもの通りだと教えられたら実際はその通り実行しちゃって…とか重すぎますし、責任を感じなくても良いと言われて納得しようにも後から様々な葛藤が迫ってくるのが印象的でした。死後その人の住居を訪れてそこに生活があったことを痛感するシーンは切ないです。
そのような事例を含めてこの先さらに人と密接にかかわる業務ってどういうことかということがわかっていきます。

借金と責任感に縛られる

主人公が担当した人物の中で最初に長期的に描かれたのが阿久沢正男さんでした。
急にせき込んでえみるは引いちゃっていますがこれはしゃーない。
話をしようにも咳に遮られちゃいますし勢いがとんでもないです。都合が悪くなるような話になるとこういう風になるのでえみるもちょっと思ったようにごまかすため?って勘繰ってしまいました。
ただ、後々生活保護課に行くこと自体がアウェイなプレッシャーを感じるってことがわかっていきます。
職員と受給者の間でこれから様々な温度差を痛感することになりますが個人的に印象的だったのはそのアウェイに関する認識の違いでした。

そんな阿久沢さんが不健康な理由の一つは一日一食の生活をしていたからでした。
生活保護が少な目とはいえそんな食生活にならなければならない額ではありません。

じゃあどこかでお金を使っているってことになります。
その使い道が借金の返済でした。

借金があると生活保護を受けられないんじゃないのかと心配していた阿久沢さんはそのことを黙っていたのですが一応生活保護は受けることができます。

ただ、対処はしなけらばならないので法テラスに相談をするようにえみるは促しました。
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健康で文化的な最低限度の生活より引用
それでここからはちょっとイライラしてしまう展開があります。
法テラスにすぐに電話しなければならないと言っているのに自己責任などと言ってその場はやり過ごし、数日後に連絡したかと思ったらまだ。追求すれば押し黙ります。
阿久沢さんだけではなく今後はこのようにアドバイスしているにもかかわらずいろんな理由を付けたり結局動かないって人が出てきます。
じれったく感じてしまいますが実はもう少し踏み込まないとその人にどういう事情があるのかわからないんですよね。
その人を理解しきれていないままケースワーカーがどうにかしてしまおうとするとこれは「人の暮らしを見る」ってことにはなりません。
実際に阿久沢さんにも踏み切れない精神的な事情、「責任感」がありました。
そのことを半田さんと一緒に理解することで阿久沢さんは前に進むきっかけができました。

借金の過払いがわかった後は充実感とか達成感とか勇気が伝わってくる静かですが熱いシーンでした。

同時進行で栗ちゃんや七条が担当している人もケースワーカーと受給者側で大きな認識のズレ、しかも本人さえ理解できていない問題がありました。
ただ単に、生活保護を受けている、その間に就労するためにあれやってこれやって、って指示を出しまくって最終的な目標に突き進めさせるばかりでもいけないみたいです。

高校生のバイトと生活保護の話はつらい 2巻メイン

阿久沢さんが一件落着でしたがえみるが担当するのはもちろん彼だけではありません。
次のスポットが当てられたのは4人世帯の日下部家でした。

認知症のおじいさんを支えつつもお母さんはパートをして娘はそんな母の手伝いを、反抗的だった息子もギターに夢中になっておとなしくなって最初の方はえみるも安心する暮らしをしていました。

ただ、そんな息子の欣也(きんや)君が今回問題を起こしてしまうのでした。
悪意とかは無くてしいて言うなら確認不足が悪かっただけです。
でもそれによって高校生の欣也君にとっては色んなものを否定された気分になってしまったでしょう。
えみるはえみるで自分の軽率さを後悔することになります。
母親はちゃんと説明していなかった自分が悪いと思ってしまいます。

そんなエピソードが日下部家でした。

回転寿司店でバイトをしている欣也君。
そのことはえみるもお母さんも知っています。
えみるは最初に欣也君に会った後にバイトを始めたかと思っていたようですが実際は違っていました。えみるが日下部家の担当になる前からバイトをしていたのです。

就労しながらも生活課に申告せずに黙って収入を得ていた場合は不正受給になります。
不正が判明した場合はその全額または一部を徴収することになります。この不正受給に該当してしまったのが日下部欣也君でした。

高校生だから、悪気はなかったから、って気持ちもわかります。
実際にえみるも返還額の一部が免除になるかもしれないと思いましたし。
ただ、このことをお母さんに行ったのが間違いでした。
少しでも期待させてしまった分、免除ができないことが判明した後の落差が大きくなります。
欣也君も暴れてしまったので落ち着かせようとこのことをお母さんは彼に言ってしまいます。

えみるも悪気はないのですがその分余計に傷つけてしまう人を増やしてしまいました。
ただ、彼女の場合は63条と73条の知識不足が招いてしまったことと迂闊にしゃべってしまったことに責任があります。
というかこの辺読んでいて本当にお腹がキリキリした…
「最低だ… 自分の無知から… いい加減なことを言ってしまった…」って思っているシーンは本当にどんよりします。
後戻りできるなら是非ともしたくなる場面です。

一方で欣也君も納得がいかないようで自分で働いて稼いだ分を役所に「返す」ってことに複雑すぎる思いを募らせていました。
そりゃそうだろうね…、って思いつつもこれは彼中心の問題でもないのが厳しい所でした。

そんな重くて苦しい作品内の空気をちょっと和ませてくれる七条の「いや…まあ…こんなもんじゃね?」ってセリフは救われます。
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健康で文化的な最低限度の生活より引用
あと福祉事務所に家出したと思われた欣也君含む日下部家が来てくれた時のちょっと泣きそうなえみるが可愛い…
彼女はいろんな場面で感情が表情にしっかり出るのが魅力的です。

小休止 こぶとり爺さんの話
小休止的な話の21話「ミス実施要領」。
こぶとりじいさんの教訓に対して栗ちゃん(栗橋)の考察から始まる話ですがここではえみるを良いおじいさん、心の狭い悪いおじいさんを栗ちゃんっぽく、でもそれぞれの良さもダメなところも描かれている話でした。
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健康で文化的な最低限度の生活より引用
朝一番で出勤する栗ちゃんと遅刻するえみるってところから対照的な二人の様子がわかってきます。
「ぬるま湯に浸かったようなフワフワした脳みそに 氷水をぶっかけたい…」って発想が怖いけれど面白いです。
独特な言い回しをしますねぇ。

怒って、悶々して、がっくりして、びっくりして、また少しムスッとする彼女の姿を見ることができます。
普段はあまり感情を表に出さないので今回の絵見るとのやり取りは余計に面白い話でした。

扶養照会ととある医師の息子と毒親 3巻~4巻

生活保護は様々なものを活用してそれでも生活できない場合に申請されます。
なのでもしも、申請者に援助可能な親戚がいる場合は扶養照会を行います。

ただ、実際に扶養照会をしても扶養しますと返ってくることは極僅かです。
経済的な事情もあれば心理的な事情も。
ビリビリに破かれた返事の用紙でその難しさを痛感しました。

しかし、今回エミルが担当する島岡光(しまおか こう)は特殊です。
扶養照会の結果、親が高額所得者の医師で扶養するという返事をし、さらに面倒も見るとまで言ってきた、そんな人の生活保護の申請を受けました。
もちろん普通ならばそんな申請は通るはずがありません。

実家に頼ることについてなど生活保護をどうしても受けなければならない理由や回避するための質問を訊いてもはぐらかしてしまう。こっちが色々説明しても「無理」で片付けます。
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健康で文化的な最低限度の生活より引用
おまけに鬱だからと言って他の人との相部屋は避けようとするというなんとも厄介そうな人物でした。

ただ、その理由も判明します。
扶養する家族について話の中だとしても色んなパターンが出てくる今回の編の中で島岡光の場合は本当に特殊なケースでした。

彼は父親から性的な虐待を受けていたのです。まさに栗ちゃんの言葉にも出ていた毒親でした。
逃げてきたのに扶養照会なんてされたら居場所がばれてしまいます。
それに会いたくない理由を言いたくないのも納得できますし、相部屋を避けようとするのも他の人が怖いのでしょう。


阿久沢さんの時もそうでしたがいろいろ質問しても避けようとするのはこういった踏み込んでほしくない事情があるからなんだなぁって思います。
もちろん全ての場合がそうではないでしょうが今回は理由が重かったです。
しかも、それが分かるのが電車に飛び込みそうになる、つまり亡くなりかけてようやく判明、ってのが本当にギリギリが重なったケースでした。
今回の承認につながるのが「不要における感情問題の項目」。
「最近になって感情的な対立があり、扶養義務者の扶養を受けるくらいなら死んだほうがよいと申し立てる場合」のことですが係長のあの説明がまさか伏線になっていたとは。
しかも、ここで説明されているよりもずっと昔から島岡光の心は傷ついていました。

今までケースワーカーたちが様々な方向からある事をすることに対して拒否する理由を聞き出してきましたがさすがに今回は驚きますし悲しい展開でした。

それにしても列車と衝突事故を起こした時の半田さんは本当に冷静というか頼りになるなぁって思いました。
「普通ではない何か」ってセリフは迫真の指摘です。
虐待の予想を最初に言い出したのも半田さんですしこういう時のかっこよさは異常でした。

こういう事情が分かってひと段落した後の父島岡雷(あずま)が光の事を探し出して名前を偽って病室に入っていこうとしたのは本当に恐ろしかったです。
色んな人が同時進行で描かれて、少しずつ進む父親や京極係長、えみるに対するカメラワークがなんというかヒューマンホラーでした。

スタンドプレーと感謝の手紙とおばあちゃん

短いですが後悔ありほっこりありの話が夫の暴力を前に逃げ出してきた林というおばあさんの話でした。今回は世帯についての問題が出てきます。
えみるの迂闊さだったり早とちりが出てしまってあー…またこのパターンかぁって思ってしまいました。
いや、悪気とかは無いんですけどね。
でもちょっといい感じの空気にさせてしまった後に係長からダメ出しされるパターンはやっぱり胸が痛くなる展開です。
対象者に入れ込み過ぎるなって以前も言われていましたが今回もそのクセは健在でした…
まあ対象者"候補"なんですけどね。

一方でおばあさんも施設は嫌だって言ったりでもアパートを借りるお金も無いって言ったりで我儘だと感じてしまいます。
こういう場面って結局何かしらの本人の意思があるわけですからしょうがないですがそれがわかるまではイライラしてしまうやりとりでした。
今回はえみるが必要以上に突っ込んだとはいえ、こういった現状と本人の意思の間の壁をうまく壊せられない場面は今までもこれからも出てきます。
栗ちゃんがストレスが貯まるって言っているのも納得がいきます。

ところで今回の立ち退きとかで振り回された不動産屋さんが何気に大変だったかも。


あとよく知らなかった五反田さん。そう、あのちょっとめんどくさそうな五反田さんです。
今回の件があったからってよく知ることができたってわけじゃないんですがえみると五反田さんの会話が見れる貴重な話でもあります。

えみるのスタンドプレーを彼なりに戒めたりなんだかんだ言ってえみるのお願いを聞いてくれました。
個人的にこの話で一番面白かったのは
五反田「この仕事は礼とか言われない」
→係長「それは五反田君だからじゃないの?」ってやり取りでした。

そんな感謝の手紙をもらっても泣きそうにはなりつつも笑顔になったり素直に喜べないのはえみるにもいろんな感情が渦巻いていたからでしょう。
本当にこれでよかったのか、自分の方針は間違っていないのか。
人を笑顔にしたり幸せにすることを願いつつもその過程が正しいのかどうかわからない難しさが浮き彫りになる話でした。
でも一応ハッピーエンドっぽいからよかったかな。

アルコール中毒(依存症) ~6巻

それでおばあさんの話が終わったと思ったら今までで一番大変かもしれないアルコール中毒の人が登場しました。
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健康で文化的な最低限度の生活より引用
夜に救急車が走り、血だらけの腕と虚ろな目、そこから豹変する男性が描かれていて今までとは明らかに雰囲気が違う始まり方でした。

その男性は赤嶺岳人(あかみね たけと)。
急性膵炎で入院した報告をえみるが受けてから二人は出会います。

この赤嶺岳人ですがアルコールはダメって言われているのに結局飲んで、治まったと思ったら飲んでしまいます。
家は散らかっており、大丈夫大丈夫って言っている言葉に全くの信頼は無く、周りの住人や大家さんから生活保護で酒を飲むとは何事だと言われる始末。やめると言った酒はもちろんやめません。

本当に彼の様子だけ見るとどうしようもない自堕落な人間に思ってしまいました。
実際に前任者からは甘ったれって言われていますししょっぱなの馴れ馴れしさでうわぁってなります。とうとうえみるもクロ野郎って言ってしまいますし。もちろん本人の前ではないんですけどね。
えみるに自分の娘を重ねていたり困らせるような発言をするのも厄介でした。
今までの対象者よりも色んな意味で難しい相手ですが性格に加えてアルコール中毒というのがその難しさに拍車をかけます。

アルコール中毒は依存度が高い病気であり本人の意思ではどうしようもなく、その辛さを知っている人達が理解しなければ進展しないようです。
なのでえみる一人では今回のケースは対応できませんでした。
様々な人のアドバイスを取り入れて赤嶺岳人の治療を見守ります。

ケースワーカーってここまでするんだ…って思う話でした。

ところでなんだかんだ言って困った時についてきてくれる七条の安心感よ。

それと赤嶺岳人のアルコール中毒治療中に年度は変わります。
つまりえみる達がケースワーカーになって1年が過ぎたのです。
それに伴って後輩が入ってきたり今まで出会ってきた対象者が一斉に出てきたりと一区切りついたんだなぁって思いました。
それに続くように赤嶺さんも更生して立ち直ったかのように思われました。
実際に酒も飲んでいないし働きだしましたし。

ただ、嫌なことが重なり、ついに再び飲んでしまいます。
アルコール依存症を再発してしまった時のやっちゃった感と言ったら…

 
この話の一番印象的だったのは失踪したと思っていた彼を見つけた時のえみるでした。
もうびっくりしているってどころの表情じゃないです。
ギャグとシリアスのギリギリを責めた顔でした。
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健康で文化的な最低限度の生活より引用
そしてこの後の自分も川に入りながら赤嶺さんをつかむシーンが最高です。
泣くシーンはこれまでもありましたがこの時の顔は全く違いますね。
こんなに熱い展開になるとは思ってもいませんでした。

でも一回自助グループをやめてしまった手前、これから治療するのは気まずいなぁって思っていたんですが連れ戻して自助グループに行った時の「あ。飲んじゃった?」ってさっぱりした返答にもいい意味で拍子抜けしました。

監査官
この話で登場した監査官の山内さん。
監査官って立場となんか詰めてきそうな雰囲気とは裏腹にむっちゃいい人。
的確なアドバイスをえみるに与えてくれ、激励もしてくれます。
この人の「支援者として試される」って言葉は重かったです。

酒をやめろは無意味
断酒会のおばさん、武井さん。
彼女もえみるを助けてくれました。
酒をやめろと言ったり約束するのは依存症の人に対しては無意味、適切な治療が必要ということを教えてくれます。
肝っ玉母さんキャラで心強い存在でした。
なのでこの人が弱っていってしまう経過を見るのは辛かった・・・

健康で文化的な最低限度の生活感想まとめとちょっと7巻分

というわけで健康で文化的な最低限度の生活でした。


生活保護のリアルに迫っているって意味は読んでいくとよくわかります。
でもそんなリアリティだけじゃなくて毎回盛り上がりを見せてくれるのは登場人物、特に主人公の面白い(?)キャラあってのものでした。

各編のラストで完全にハッピーエンドではないけれども少しは寄り添い前に進めたかな、って感じになる終わり方も良いですね。
でもひと段落してもまた新たな困難がやってくる、そうやって彼女たちはケースワーカーとして対象者に寄り添っていました。


アプリでは6巻(6集)に加えて7巻(7集)収録予定の話も載っていますがこの話はまた今までとは別ベクトルで重そうな話でした。
今回、スポットが当てられるのは子供の貧困です。
そして、そんな子がいる家族、佐野家を担当するのが栗ちゃん(栗橋)でした。
彼女は今までの話にも子供には優しいってことが描かれていました。
なので今回の現状を見てつい熱くなってしまったりもします。
そんな栗ちゃんがどう佐野家と関わっていくか気になっていたらそこで終わり(更新分掲載終了)だったので7巻が出たらアマゾンでポチると思います^^
合わせてどうぞ

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