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2017 10/31

スターストリングスより(作:つくしあきひと)感想 コロルの孤独で美しい旅 ネタバレ注意

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メイドインアビスの作者であるつくしあきひと先生の「スターストリングスより」って漫画について。



Amazonのオススメにあった漫画ですが多分メイドインアビスを購入したからオススメに出てきたのでしょう。

相変わらず絵本の様な独特で綺麗な世界、可愛いキャラ、過酷な状況の中にも生命力あふれる漫画になっていて1巻分の内容ですが読んでいて引き込まれました。

という訳で今回はこの「スターストリングスより」についての感想とかをまとめていきます。

ネタバレもあるので注意をお願いします。

主人公のコロル

この物語は登場人物がただ一人コロルだけです。
主人公のコロルはたった1本の糸を頼りに広大な宇宙を旅してどこかで待っている誰かを探しに行きました。
その過程で困難を極めたり絶望が出てきたりと暗い展開がありながらも生命賛歌を体現しているような彼女がそれでも前に進む、まだ自分は動くことができると意志を強く持っていく姿がとても素敵でした。
それと絵全体は凄く優しいです。
作中の文章と相まって絵本みたいな雰囲気もありました。

後述しますがアビスのリコに通じるなぁと思うところも出てきます。

「スターストリングスより」感想・あらすじ

最初の舞台はたった一人の少女コロルがとある惑星で生きているってところからスタート。
彼女も星も凄く不思議でその惑星にはコロルしかいませんでした。
自分の出生も分からず、昔のことも思い出せない、それでもしっかりと毎日を生きています。
惑星の環境はちょっと地球に近くて他の動植物はいたのでそれらを食べたり各地を冒険しながら暮らしていました。

孤独でいることを受け入れて毎日を懸命に生きていたのですがある日突然目に映った糸によって彼女の運命は一気に変わります。
その糸は赤く静かに輝き遥か上空からたらされており、その先は全く見えません。

そんな糸に興味を持ったある日、糸が独りでに動いているのを感じましたコロル。

この先に誰かがいるのかもしれないと希望を抱いてその糸を伝って登っていき、やがてはコロルのいた惑星さえも出てしまうっていうのが彼女の旅の始まりです。


そんな感じで孤独だけれど生きることの難しさを知っているコロルが糸を見つけもしかしたら糸の先に誰かがいるのかもしれないって希望が出てきました。

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「スターストリングスより」より引用

相手に反応があることを知ったコロルの嬉しそうで活き活きとした表情も素敵です。
ヴァイオリンの弦みたいなのを作って演奏した時の楽しそうな表情も可愛い。

糸を登っていく

そんな糸の先の相手に会いたいって思うようになったコロルは糸を上っていくことになりました。
メイドインアビスの冒険とは全く逆ですね。

コロルが相手に会いたいって思いながら上を見つめている表情が何とも言えません。

糸を登るために道具を作ったり特訓したりしていましたがその際に息を止める練習をしました。
最終的に何日止めても大丈夫そうになったりと凄い能力があることも発覚。
彼女の適応力についてはまた後で。

あと旅の準備のほかにお土産を手作りするっていうのが良かったです。
そしてそのお土産の内容も彼女がいた惑星を詰め込んだようなこれ以上ない素敵なものでした。


そんでここからが冒険の過酷さが出てきます。
その糸は本当に先が見えません。なのでゴールがどこかも分かりませんでした。

そもそもその惑星を脱出するあたりでもう怖い。特に下に惑星を見据える時とか。
生身で宇宙に近づいているわけですしそれを支えているのが自分の体よりもずっと細い糸なわけですから心細さもありました。
ただ、コロルには引き返すという選択肢が全くない当たり相手が相手に会いたいって気持ちと覚悟が遥に上回っていたんだなぁと思います。

糸について
そしてこの糸は本当に不思議ですね。
長さもそうですがちぎれる雰囲気が一切ありませんでした。
また、コロルが宇宙に行っても平気だったのはこの糸のおかげのようです。まるでコロルの旅のためにあるような糸だなぁと思いました。

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「スターストリングスより」より引用

そして、この糸から離れたリンゴが一気にその形を崩したところも糸の回りの怖さが際立ちました。
この瞬間にああ、とんでもない旅をしてしまったんだなぁという感覚を覚えます。

糸の先は…

でも実際にとある惑星にたどり着き、糸の先についてみるとそこには誰もいない…
誰かがいると思っていたあの反応はその惑星の風だったりコロル自身が生み出した振動を跳ね返していただけってことが分かりました。

この辺りがなんというか切なさが半端なかったです。
あんなに準備して思いを募らせて旅立ち、宇宙でも不安がありながらもその先に誰かがいることを信じて旅をしていた彼女を想うと辛い展開でした。

今までの誰もいないって前提の時より誰かがいるかもしれない→いなかったことが分かった後の方が孤独が強調されています。

傷も追って元々来た道を戻る力ももうない片道切符ってところもきついですね。
ただ、彼女の生命力は凄くて致命傷に見えた傷も治りました。
元居た惑星のように新しく来た惑星は命溢れる環境でも無かったのにその中から食べられるもの飲むことができる物を選別して実際に生きながらえている彼女も不思議な存在です。
姿形こそ人間に近いですが全く別の生き物だってことも分かりました。
ひょっとしたら彼女が毒だと思っている物も他の生物にとっては毒じゃないのかも。

新たな出発ともう一人の誰か

個人的に一番の見どころはやっぱりラストの方ですかね。
その惑星に順応したことによって今まで捉えられなかった新しい糸を見ることができるようになったというところで一気に今までの閉塞感が消えました。

そして、彼女が夢に見ていた誰か。
最初は自分だと思っていたそれは同じように孤独を悲しんでいる存在でした。
ひょっとしたらそれ自体が幻かもしれませんが彼女にとっては新しい希望と旅立つ理由ができたのが凄く熱いです。

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「スターストリングスより」より引用

「あれは私じゃない 私はまだ…」って後に続く言葉、「私はまだ手も足も動くから だから待ってて」ってところはなんだかジーンときます。

またまたメイドインアビスの話になってしまいますがこれってリコに似ているんですよね。
タマウガチにやられて腕を折ることになった彼女。
そんな風になったらもう冒険はできなくて朽ちていくしかないって状況ですが回復しました。
ただ、その際にできた傷は生々しく後遺症も残っています。
それでもここで私は終わりじゃない、まだ冒険ができるという希望の方が強くてそんなリコの力強さをコロルで思い出しました。


最後に自分の名前を付けたナイフで髪を切るコロルも新しい覚悟と決意が出ていてその先は分からない、けれども希望に満ちたって終わり方が気に入りました。

スターストリングスより 感想まとめ

というわけでつくしあきひと先生のスターストリングスよりの感想でした。
一人ゆえ、セリフが少なく、モノローグというか説明が多くなっているのですがその説明も素敵でした。それと本当に彼女以外はいないんだなぁという孤独感も強調されます。

一方で誰かがいるかもしれない、これから新しい場所に行くってときはコロルもセリフとか想いが多くなっていって希望や勇気が湧いてきました。

それと彼女の冒険はおそらくアビスよろしく片道切符のようなものでしょう。
正確には一応一つ前の惑星は目指すことができるかもしれません。
ただ、それっきり。
おそらくコロルはその惑星の物質を取り込むことで糸が見えるようになります。
つくしあきひと先生のあとがきでもその惑星の生き物はその惑星の物質を取り込むという話が出てきていましたし。
逆にそうなってしまっては元来た糸は見えないんじゃないのかなぁと思いました。


彼女自身の意思の強さ、体の特殊性からこれから先も惑星を渡り歩きかつて見た誰かを探していくという壮大な旅は続いていくことを予感させる最後のシーンも最高でした。

それと一応物語には出てきませんが男の子っぽい人物もエピローグみたいなところで出てきて彼も糸をつかみます。彼とコロルが出会うかは分かりませんがいつか広大な宇宙で誰かに会えるかもって感じもしました。

fc2blog_2017103120234036e.jpg 
「スターストリングスより」より引用

ちなみにこの男の子、メイドインアビスのレグにも似ていました。
合わせてどうぞ

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